鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

歌で世界を救うのはアニメのパターンになってますね。:アニメ評「VIVY  フローライト・アイズ・ソング」

ジムでエアロバイク漕ぎながら観るアニメ第3弾(多分w)。 元・後輩同僚からオススメされまして。 AIが人類に反逆し、殲滅し始める100年後から送り込まれたAI。 100年後も博物館に残っている歌姫ロボットに悲劇的な未来を回避するためも計画<シンギュラリテ…

「人材の確保」という観点から、避けて通れない取り組みと思っています。:読書録「リデザイン・ワーク」

・リデザイン・ワーク 新しい働き方 著者:リンダ・グラットン 訳:池村千秋 出版:東洋経済新報社(Kindle版) 「LIFE SHIFT」シリーズのリンダ・グラットンによる、「コロナ後」の<働き方>に関する著作。 グラットンさん自身は「新しい働き方」について…

あの頃の心を今も、これからも:佐野元春 名盤ライブ「SWEET 16」

2022.11.27. Zepp Namba(昼の回) 92年発売の8thアルバム「Sweet16」の名盤ライブ。 発売時のバンドはThe Heartlandですが、このライブのメンバーはThe Heartland、the Hobo King、The coyote からの選抜メンバーでした。 「名盤ライブ」ですからね。 頭か…

ウェル・メイドなコメディ映画です:映画評「ミセス・ハリス、パリへ行く」

妻の希望で映画館で鑑賞。 公開館が少ないし、シアターも狭めだったというのもあると思いますが、ほぼ満席でした。 年齢層、高めでしたけどねw。 原作はポール・ギャリコ。 なんとなく「このシリーズは読んだことある」枠に入れてたんですが、記憶違いだった…

あら。こういう内容だったんだw:読書録「成熟スイッチ」

・成熟スイッチ 著者:林真理子 出版:講談社現代新書 この本を抜粋した記事を読んで、 「ほう、林真理子さんの<自己分析>本かぁ」 と思って買ってみたんですが、違いましたw。 林真理子が「私、権力側のオバさんになってる」「保守化している」と気づいた…

「やり直す」のじゃなくて、「それからの自分」「今の自分」を認める:映画評「すずめの戸締り」

子供たちとIMAXで観ました。 賛否両論あるのは知っていましたが、 「それはそうだろうな」 と。 僕は肯定派です。 終盤、黒塗りのノートが出てきた時、嗚咽しそうになりました…。 公開間もないですから、「ネタバレ厳禁」ですね。 「子供椅子のアクションが…

僕は嫌いじゃないです。:映画評「決算!忠臣蔵」

あまりヒットはしなかったのかな? でも予想してたより僕は楽しめました。 「大石内蔵助」については色々な見方があります。 ・<仇討>を胸に秘め、着々と計画を進めていった ・<お家再興>を第一に取り組んだが、その目がなくなって<仇討>に切り替えた …

生ライブ、観たいな〜:Tokimeki Records「透明なガール Release Party」

20221121 東京キネマ倶楽部(配信) シティポップのカバーを中心に発表してきたTokimeki Recordsの初のオリジナルアルバム「透明なガール」の発売記念ライブ。 Tokimeki Recordsは2019年から活動しているバンドですが、僕は割と早い段階からフォローしてる方…

古典だけど古典っぽくない:春風亭一之輔独演会 秋の大阪 、一之輔

2022年11月20日 大阪TTホール 妻と一緒に昼の部に。 コロナ禍の初期、一之輔さんが連日オンライン配信してくれたのを夫婦で楽しませてもらって以来のファンです。 夜の部もあるのですが、演題は変えるらしいのでネタバレにはならんでしょう。 読売テレビが招…

「物書き」に生まれつき、去っていった:読書録「無人島のふたり」

・無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記 著者:山本文緒 出版:新潮社 2021年10月に膵臓がんで58歳で亡くなった山本文緒さんが、21年4月にがん宣告を受け、抗がん剤治療を断念して緩和ケアへ移行した21年5月から、亡くなられる寸前の10月頭まで書かれた…

「本多政長」が主人公の巻w:読書録「百万石の留守居役 舌戦」

・百万石の留守居役 舌戦 著者:上田秀人 出版:講談社時代小説文庫 このシリーズは「時間がある時にまとめ読み」と思ってるんですが、前巻の引きがあまりにも「いいところ」過ぎたので、松山から戻って来て読み続けてしまいましたw。 将軍・綱吉に呼び出さ…

毎巻こんな騒動が起きてたら、大名は潰れまくりw:読書録「百万石の留守居役」

・百万石の留守居役 忖度・騒動・分断 著者:上田秀人 出版:講談社時代小説文庫 上田秀人さんの作品は母が気に入っているので、弾丸帰省に合わせて読み置いてくるために急いで読みました。 2日で三冊…の読みだったんですが、1日目で読み終えちゃったけどw。…

アンハッピーエンドなのかどうかは…:読書録「おいしいごはんが食べられますように」

・おいしいごはんが食べられますように 著者:高瀬隼子 ナレーター:椎名ライカ 出版:講談社(audible版) 「芥川賞」受賞作品。 早速audibleになってました。 仕事早いなぁ。 (通常速で4時間強。2倍速で2時間チョットでした) 埼玉にあるソコソコの規模の…

主人公たちの「距離感」が好きです:読書録「栞と嘘の季節」

・栞と嘘の季節 著者:米澤穂信 出版:集英社 シリーズ第2作 1作目(本と鍵の季節)も読んでて、面白かった記憶もあるんですが、ストーリーはすっぽり…。 で、ネタバレサイトのお世話になっちゃいましたw。 まあ、1作目読んでなくても、ほとんど関係はないん…

かなり「シャーロック」色が強くなってますw:映画評「エノーラ・ホームズの事件簿2」

ミリー・ボビー・ブラウン主演のホームズ・パスティーシュもの第2弾。 前作で事件を解決したシャーロック・ホームズの妹エノーラが探偵事務所を開設するが…と言うところから物語はスタート。 史実である女性労働者のストライキ運動を絡めつつ、女工の失踪事…

「魔法少女」の向こう側:アニメ評「リコリス・リリス」

個人的ジム・アニメ第2弾w。 この夏放映されてて、ネットで結構評判になってたアニメです。 エアロバイクしながら、快調に最後まで観ちゃいました。 高い作画技術 キャラのレベルの高さ ファッショナブルさ レベルの高い銃アクションの演出 …あたりが「見ど…

柳生宗矩。このシリーズではちょっと考えが浅いw:読書録「欺瞞 勘定侍<六>」

・欺瞞 勘定侍 柳生真剣勝負<六> 著者:上田秀人 出版:小学館時代小説文庫 時代小説で「柳生宗矩」の評価にはバラツキがあります。 「柳生武芸帳」を書いた五味康祐さんの評価はスゴく高かった覚えがあります。 山田風太郎さんの場合は「魔界転生」で十兵…

生き残るために必死に駆けたってことじゃないかなぁ:読書録「誤解だらけの徳川家康」

・誤解だらけの徳川家康 著者:渡邊大門 ナレーター:菅原公平 出版:幻冬舎新書(audible版) 来年の大河の便乗本…というと言い過ぎかもしれませんがw、まあ時期的に「だから企画が通った」ってのはあるでしょう。 徳川家康の人生で伝説化したエピソードを…

サイバーパンクの懐かしさ:アニメ評「サイバーパンク:エッジランナーズ」

最近通うようになったジムでは、有酸素運動用マシンを使ってる間、テレビやSpotify、Netflixなんかに接続できるようになってるんですよね。 50肩がホドホドになって来たので、筋力UP &ダイエットのためにエアロバイクなんかやってるんですが、その間に見てた…