鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ピックアップされてる映画はホボホボ観てる僕はどっぷり<欲望>まみれ?w:読書感想文「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」

・世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70-90s「超大国」の憂鬱 編者:丸山俊一 NHK「世界サブカルチャー史」制作班 出版:祥伝社 この番組、知人がFBで紹介してるのを見て、NHKオンデマンドをチェックしたんですが、今のところオンデマンドの対象にな…

加賀に本多家があるのは知ってましたが、正信の系譜と言うことは迂闊にも知りませんでした:読書録「百万石の留守居役 波乱・思惑」

・百万石の留守居役 <波乱><思惑> 著者:上田秀人 出版:講談社文庫 「勘定侍」シリーズを母と僕は楽しんでるんですが、執筆中のシリーズなので、ナカナカ次が出ない。 80過ぎの母が楽しみにしているようなので、上田さんの既に完結しているシリーズを母…

雰囲気があっていいけど、終盤〜スペシャルの流れが「?」ではあったかな?:ドラマ評「シャーロック アントールドストーリーズ」

このドラマ、妻が好きだったんです。 「面白いよ〜」 と放映当時から言われてたんですが、なんとなく見逃しちゃって…。 劇場版の公開に合わせて、再放送され、それがTVerにも流れて来たので、今回見てみました。 「なるほど」 と妻が言ってることも理解でき…

「頂上の雑談」とはよく言ったものw:読書録「考えて生きる」

・考えて生きる 合理性と好奇心を併せもつ 著者:成毛眞、ひろゆき(西村博之) 出版:集英社(Kindle版) 週刊プレイボーイの連載をまとめたもの。 ひろゆきさんのプレイボーイの対談と言えばホリエモンとの対談が名物でしたが、「餃子事件」で袂を分かっち…

読み応え、見応えのある作品。こういう作品が出来ちゃうことに、ちょっとした寂しさも感じたりするけど:読書録「細野晴臣と彼らの時代」、映画評「NO SMOKING」

・細野晴臣と彼らの時代 著者:門間雄介 出版:文芸春秋(Kindle版) 山下達郎のニューアルバム発売・BRUTUS特集、吉田拓郎の引退、坂本龍一のガン闘病etc…みたいな流れがあって、以前からちょっと気になってた細野さんの伝記本&ドキュメンタリーを日曜日に…

結局哲学に関しては「入門書」止まりだったなぁ:読書録「現代思想入門」

・現代思想入門 著者:千葉雅也 出版:講談社現代新書(Kindle) 「現代思想」の代表として、デリタ、ドゥルーズ、フーコーを位置付けて、その思想と意義について論じるとともに、その源流となる思想(ニーチェ、フロイト、マルクス)やバックボーンとなる精…

壮大な「内輪揉め」で、やりたい放題:映画評「ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス」

「ワンダヴィジョン」でどうにか、こうにか、片が付いたのかと思ってたら、全然ついてなかったという…w。 <マルチバース>(パラレルワールド)という反則技を上手く使って、感動巨編に強引に仕立て上げた荒技「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に続…

賛否両論を含めて、「スター・ウォーズ」らしいドラマかも:ドラマ評「オビ=ワン・ケノービ」

「スター・ウォーズ」シリーズの第3作と第4作の間の時期を描くドラマシリーズ。 アナキンが闇堕ちした後の、オビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーの姿が描かれます。 なかなか評価の難しいドラマですね、これはw。 第1話を見た時は、 「おお!これは!」 …

「負けへんで」姉さんが踏ん張ります:ドキュメンタリー評「ジャニファー・ロペス:ハーフタイム」

ジェーン・スーさんのストーリーズで激推しされていたので、観てみました。 Netflixのオリジナルドキュメンタリー。 2020年のNFLハーフタイムショーを軸に、ジェニファー・ロペスの「負けへんで」半生を振り返るようなドキュメンタリーでした。 ・プエルトリ…

偶像としての「土方歳三」をホボ完璧に映像化しています:映画評「燃えよ剣」

まあ、司馬遼太郎の原作がそういう話なんですけどね。 それを映像で更にブラッシュアップしています。 岡田准一はハマりまくり。 広角レンズを多用する原田眞人監督の<絵>は深みがあって、とにかく魅せてくれます。 キャストも「日本のいちばん長い日」ほ…

「われらはレギオン」ほどのぶっ飛び具合はないです。:読書録「シンギュラリティ・トラップ」

・シンギュラリティ・トラップ 著者:デニス・E・テイラー 訳:金子浩 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 「われらはレギオン」シリーズの作者による、ノン・シリーズ作品。 シリーズの第4部を読んで、改めて面白かったんで、単独作品の方も読んでみました。 …

デジタル庁でのご活躍には期待したいです:読書録「テクノロジーが予測する未来」

・テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる 著者:伊藤穰一 出版:SB新書(Kindle版) 「web3」については、どっかのタイミングで勉強せんとな〜と思ってたところに、伊藤穣一さんの新書が出たので、読んでみました。 他にもうチ…

割と派手な展開でした:読書録「石礫 機捜235」

・石礫 機捜235 著者:今野敏 出版:光文社 「機捜235」シリーズ、第2作。 1作目は連作短編でしたが、こちらは長編。 締まった連作短編シリーズが長編になった場合、短編を間伸びしたような「薄味」になっちゃう時がありますがw、本作については緊張感をうま…

物語が広がっていきそうな展開。:読書録「勘定侍 五 奔走」

・勘定侍・柳生真剣勝負<五> 奔走 著者:上田秀人 出版:小学館時代小説文庫 面白いんだけど、一巻ごとの展開があまり早くないので、「少しまとまってから読もうかな〜」と思ってたんですが、実家の母が「早く続きを送れ」とセッツクので、やむなくw読みま…

紹介本エッセイ…じゃなくて、かなりガチ本でしたw。:読書録「新しい声を聞くぼくたち」

・新しい声を聞くぼくたち 著者:河野真太郎 出版:講談社 ジェーン・スーさんと堀井美香さんのPodcast「Over The Sun」は毎週夫婦で楽しみに聴かせてもらっています。 「オバサン」を模した題名にあるように、40代・50代の女性向けの番組で、「オバさん」と…

全5話じゃ足りないかな…:ドラマ評「17才の帝国」

NHKの土曜ドラマ。 星野源が出演してたんで、第1回を何の気なしに見たんですが、結局最後まで毎週見てしまいました。 個人的には結構ツボでしたねw。 <近未来の202X年、世界から斜陽国と呼ばれるようになった日本の現状を打破すべく打ち立てられた「Utopi-A…

30年経って、未だにトップパイロットって設定が一番ファンタジーなんだけど、それをトム・クルーズが演ると…。:映画評「トップガン マーヴェリック」

60歳近くになって、未だにハリウッドのトップスターを張ってて、新作が出るごとにアクションのレベルも更新し続けてますからね。 その「リアル」が作品のリアル感を支えています。 いやぁ、もう、むっちゃカッコよかったっす。 前作の時は「言っても、アイド…

司馬遼太郎の反論を聞いてみたいな:読書録「戦国武将、虚像と実像」

・戦国武将、虚像と実像 著者:呉座勇一 出版:角川新書(Kindle版) 本業以外でも、何かと色々大変そうな呉座さんの新作。 まあ、チョロっとその「場外戦」の気配を感じるところはないこともないけどw、基本的にはご本職に沿った内容になっています。 本書…

今野敏、新シリーズ。…またしてもw:読書録「機捜235」

・機捜235 著者:今野敏 出版:光文社文庫 大活躍の今野敏さんの、またもや「新シリーズ」。 とにかく打率は安定しているので、安心感はあるんですが、既存のシリーズ(個人的には特に「隠蔽捜査」)の進み具合に影響が出ないか、ちょっと心配も。 まあ、冨…

カモノハシの大冒険譚&楽園の崩壊:読書録「われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界」

・われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界<上・下> 著者:デニス・E・テイラー 訳:金子浩 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 「3」で人類救済に成功して、宇宙開拓に飛び出していったボブたち。 「3部作で終了」 …と思ってたら、「好評にお応えして」続編…

テンポが良くて、サーッと最終話まで見ちゃいました。:ドラマ評「リンカーン弁護士」

マシュー・マコノヒーの映画版(2011年)、結構好きだったんですよね。 カッコいいけど、ちょっとチャラい感じもあって、でも実は芯が通ってる…ってマコノヒーの「ミッキー・ハラー」が良かったので、ちょっとモサい感じがしなくもないwマヌエル・ガルシア=…

後ろめたさを抱えつつ、興味深く読ませていただきました。:読書録「政治学者、PTA会長になる」

・政治学者、PTA会長になる 著者:岡田憲治 出版:毎日新聞出版(Kindle版) 「なぜリベラルは敗け続けるのか」の岡田憲治さんが、公立小学校のPTA会長を3年間務めた経験をまとめられた本。 「こんなPTA活動、おかしいやん!」 と義憤に駆られて飛び込んだも…

高度に組織化された「隣組」?:読書録「中国共産党 世界最強の組織」

・中国共産党 世界最強の組織 1億党員の入党・教育から活動まで 著者:西村晋 出版:星海社新書(Kindle版) 「中国共産党」の組織の構成や機能について解説した本。 …と言っても、国家主席や党中央といった上部組織ではなく、地域コミュニティや職場内での…

ある種の「ファンタジー」ではあるかな:映画評「クライ・マッチョ」

少年への世代を超えた継承という意味では「グラン・トリノ」 年老いた男のハメを外した冒険譚という意味では「運び屋」 う〜ん、そうなると、今のタイミングでこの映画を撮る意味って… …と、予告編とか事前情報を見て思ってたんですが。 クリント・イースト…

エピローグで持って行かれます。:読書録「砂まみれの名将」

・砂まみれの名将 野村克也の1140日 著者:加藤弘士 出版:新潮社(Kindle版) 野村克也が、野村沙知代の脱税事件で阪神の監督を辞任したのち、楽天の監督として復帰するまでの間。 社会人野球チーム「シダックス」の監督として采配を振るっていた3年弱を追…

「何を期待するか」によって受け止め方は変わるでしょうね:映画評「シン・ウルトラマン」

他の家族が誰も付き合ってくれないのでw、金曜の会社帰りに観ました。 割と幅広い年代層のお客さんが観に来てましたよ。 まあ、空いてましたけど。 <その題材を、オリジナルを知らない新しいお客さんに見せる時に、今の物語、映像としてアップデートして提…

なんか、モヤモヤする…:読書録「映画を早送りで観る人たち」

・映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形 著者:稲田豊史 出版:光文社新書(Kindle版) 僕は1.5倍速試聴もするし、10秒・15秒飛ばしもするし、連続ドラマの飛ばし見もするし、ネタバレサイトも読みますw。(ファスト映…

ドメなおじさんが読んでも興味深い:読書録「ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた」

・ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた 著者:鈴木綾 出版:幻冬舎 日本人じゃない30代の女性が、日本に留学し、6年間東京で働いたのち、渡英。グローバル企業に勤務しつつ、ロンドンで生活している日常のあれこれや、思うことなんかを記したエッセ…

草笛光子がかなり持っていきます。:映画評「老後の資金がありません」

原作は以前、結構楽しく読ませてもらいました。 映画化の方は、さらにコメディ色を強くした仕上がり。 悪く言えば「テレビに2時間ドラマをちょっと贅沢にした感じ」。 Netflixのオリジナルドラマでも、もうチョット仕上がりは上かもしれません。 でもまあ、…

個人的には第一作に次ぐ面白さでした:読書録「マスカレード・ゲーム」

・マスカレード・ゲーム 著者:東野圭吾 出版:集英社 「グランド・ホテル」形式でホテルを舞台にしたミステリーに仕立てた第一作(マスカレード・ホテル) 前日譚の第二作(マスカレード・イブ)。 第一作に続いて映画化された第三作(マスカレード・ナイト…