鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

呪いに関しては、まあ自業自得と言うか…:映画評「マレフィセント」

妻が何かの都合で観たいと言うので、一緒Disney+で視聴。結構ヒットしたんですよね。もう基本的なネタは知っちゃってたんで、そこまで面白いとは思えなかったかも。「アンジェリーナ・ジョリー、痩せすぎちゃう?」くらい?w。 邪悪な妖精マレフィセント な…

詳しいコトはようわからんが、なぜかワクワクしながら読み終えました:読書録「一億年のテレスコープ

・一億年のテレスコープ著者:春暮康一出版:早川書房(Kindle版) 学生時代の友人、2人と宇宙への夢をはぐくみ、アップロードして情報体となって、不死に近い状態になって、宇宙探索を開始し、数々の異星人と遭遇をし、やがて宇宙の深遠な謎に迫っていく…まぁ…

もう安定のマンネリ感が定着しています:読書録「新謎解きはディナーのあとで2」

・新謎解きはディナーのあとで2著者:東川篤哉出版:小学館 国立署の女刑事、実は大富豪の娘が殺人事件に遭遇し、ピントのずれた勘違いエリート(?)刑事とKY新米女刑事と一緒に事件を操作するも解決できず、結局は慇懃無礼な執事に相談をし、暴言を吐かれな…

不在の忠敬さんが主人公かな:映画評「大河への道」

先日行った「志の輔らくご」で触れられてて、「見なきゃな」と思ってたもんで。同窓会に出た帰りにスマホにDLして見ました。普通に面白かったです。 千葉県香取市の市役所に勤める1人の男性。 彼は、ひょんなことから郷土の偉人 伊能忠敬の大河ドラマ化プロ…

落としドコロはどうなるのやら:読書録「愚王 勘定侍(八)」

愚王 勘定侍柳生真剣勝負(八)著者:上田秀人出版:小学館文庫 前作で、将軍家光の命を受け、謹慎を自ら解いた柳生左門。この間では、その暴れっぷりと、柳生十兵衛との対決がメインになります 三代将軍徳川家光から柳生左門に届けられた密書。その恐るべき中…

ビル・ゲイツがたじろぐトコが面白い:ドキュメンタリー「WHAT'S NEXT? ビル・ゲイツと考える未来の展望」

Netflixオリジナル・ドキュメンタリーシリーズ。数年前にもゲイツのドキュメンタリーはありましたが、あちらがビル・ゲイツのパーソナリティに焦点を当ててたのに対して、こちらは彼が現在興味を持っている分野についてのドキュメンタリーになってます。 ゲ…

ストレートなんだけど、気配りもされている:映画評「武道実務官」

Netflixオリジナル韓国映画。性犯罪者等に電子錠を付けるってのは韓国ではスタートしているそうですが、この「武道実務官」ってのもあんのかしらん? 武道とeスポーツが得意な青年ジョンド(キム・ウビン)。ある夜武道実務官が元犯罪者を逮捕するのを手伝い、…

コメディでホラーでリアルな現実…:読書録「養父母の介護」

・養父母の介護著者:村井理子出版:新潮新書 翻訳家で滋賀在住の村井さんによる介護報告エッセイ(?)。村井さんのことは「滋賀でゴールデンリトリバーを飼ってる翻訳家」として知っててw、犬関係の著作を読んだことがあります。村井さんは日記のようなも…

前作と同じよやなぁ…と思いつつ、引き込まれちゃいます。:映画評「search/#サーチ2」

いなくなってしまった。娘をネット駆使して探し出す父親を描いた前作続編は失踪した母親を探す18歳の娘を描いています。ネットやスマホを駆使するところをパソコンの画面でずっと見せる…と言うスタイルは前作を踏襲していますが、登場人物は全く関係ありませ…

ファニーな日本表現は狙いでしょうね:ドラマ評「サニー」

AppleTVオリジナルTVシリーズ。近未来の日本/京都を舞台にしたサスペンス・コメディ…って感じかなぁ。1話30分くらいで、全10話です。 日本の京都に住む、 あるアメリカ人女性の人生が一変。 彼女の夫と息子が不可解な飛行機事故で消息不明となってしまう。 …

地味なランボー(第1作)?:映画評「レベル・リッジ」

若手のイギリス人俳優アーロン・ピエールと、懐かしのマイアミ・バイス、ドン・ジョンソン主演のNetflix配信映画。?ドンパチアクション映画を期待して何の気なしに見始めたんですが、予想以上に地味な映画でしたw。 元海兵隊のテリーは、いとこの保釈金を払…

「信念のある政治家」ってのも、それはそれで…:読書録「笑うマトリョーシカ」

・笑うマトリョーシカ著者:早見和真 ナレーター:蒼木智大出版:文藝春秋(audible 版) テレビドラマ化されていますね。そっちの方は見てなかったんですが、併せてオーディオブックにaudibleになったので、聞いてみることにしました。かなり面白かったです。…

コレは続編はないかな:ドラマ評「掟上今日子の備忘録」

映画「ラストマイル」公開後、ファンや脚本の野上亜紀子さんご本人がxでこのドラマの再放送or配信の希望を投稿されておられました。その影響か、たまたまか分かりませんが、Huluでの配信が最近開始されたので、観てみることにしました。 史上最もキュートな…

コレ、主人公、倉島じゃないやん:読書録「暁光の街」

・暁光の街 公安外事・倉島警部補著者:今野敏 ナレーター:浅木俊之出版:文藝春秋(audible 版) 今野敏作品は「隠蔽捜査」シリーズをメインで追っかけながら、気が向いたら他の作品・シリーズも…って感じのお付き合いです。しかし作品、多いですからねぇ。…

あ〜、面白かった!話はちょっと分からんけど:ドラマ評「アンブレラ・アカデミー season4」

人気のNetflixオリジナルSFドラマシリーズの最終シーズン。今まで10話だったのが、6話ってのはちょっと寂しいですね。人気が翳った感じもないんですが、やっぱ製作費かなぁ。 妻を復活させるために別次元の世界を呼び込んだ義父・レジナルド。アンブレラアカ…

思い入れがそこまでない分、大胆に訳すことが出来たのかな:いま読む『源氏物語』

・いま読む『源氏物語』著者:角田光代、山本淳子出版:河出新書 大河ドラマの「光る君へ」の便乗って言うところがあるんでしょうけど、そもそもの対談自体は、角田光代さんが源氏物語を翻訳し終えてというのを契機としているようですね。翻訳に当たって、角…

予想してたより、ずっと面白かったです:読書録「東京都同情塔」

・東京都同情塔著者:九段理江 ナレーター:白妙あゆみ出版:新潮社(audible 版) この作品が芥川賞を取った時、文章を生成AIで書いているっていうのが評判になったんですよね。「それは面白そうだなぁ」と思って読んでみようと思ったんですけど、著者のイン…

ヒロインが間抜けすぎw:読書録「破斬 勘定吟味役異聞(一)」

・破斬 勘定吟味役異聞(一)著者:上田秀人 ナレーター:茶川亜郎出版:光文社文庫(audible 版) 上田秀人さんが初期から描き続けておられる「水城聡四郎」シリーズ第1作。長いんで手を出しかねていたんですが、audibleで順次刊行…となったようなので、手を出…

いや、書きませんよ。小説w。:読書録「読んだら最後、 小説を書かないではいられなくなる本」

・読んだら最後、 小説を書かないではいられなくなる本著者:太田忠司出版:星海社新書(Kindle版) 「小説を書きたいなぁ」と思ってたのは、大学2年くらいまでですかねぇ。社会人になってからも、アイディア的なものが過ったりはしましたけど、のめり込みはし…

不愉快になったり、暗い気持ちになったり…w:読書録「DD(どっちもどっち)論」

・DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある著者:橘玲出版:集英社 橘玲さんの新作。相変わらず橘さんの主張は、「一般常識」とは少しズレてるところがあって(もちろん意図的に、なんだけど)、読んでてハッとしたり、イライラしたり、不…

「友情」の物語やったんやね:再読「ストーンサークルの殺人」

・ストーンサークルの殺人著者:M.W.クレイヴン 訳:東野さやかナレーター:藤井剛出版:早川書房(audible版) 「ボタニストの殺人」を読み終え、「やっぱこのシリーズ面白いわ」と改めて感心した後に、もう一度ポーとブラッドショーの出会いを確認したくな…

時代に合わせてアップデートしないと:読書録「『叱れば人は育つ』は幻想」

・「叱れば人は育つ」は幻想著者: 村中直人出版:PHP新書(Kindle版) ちょっとマネジメントに関して、自分の知識を確認をしたいことがあって、目についた本書を購入しましたよく言われるのは「怒るではなくて、叱るがマネジメントにおいては必要」と言う考え…