鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

かなり「シャーロック」色が強くなってますw:映画評「エノーラ・ホームズの事件簿2」

ミリー・ボビー・ブラウン主演のホームズ・パスティーシュもの第2弾。

前作で事件を解決したシャーロック・ホームズの妹エノーラが探偵事務所を開設するが…と言うところから物語はスタート。

史実である女性労働者のストライキ運動を絡めつつ、女工の失踪事件をエノーラが追いかけます。

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前作でもフェミニズム的色彩の強い作品でしたが、本作でもその路線は変更なし。

まあベースにしてる史実が史実ですから。

ただ前作でも登場した侯爵とのロマンスもあって、ファイティングポーズ、ガチガチって感じでもないですけど。

 

女性解放運動を指導し、家族を捨てた母親

能力を活かし、<個>としての自立を確立しながら、孤独に囚われる兄

 

彼らからの「反省」を込めたアドバイスが、エノーラの選択に影響を与えている…って感じなのかな?

 

 


前作同様、「推理もの」と言うよりは「冒険譚」としての印象が強い展開。

マイクロフトが本作では登場しないので、その分、シャーロックの活躍が全面に強く出ています。

W主演と言ってもいいくらい。

「あの人」の登場(なかなか捻りが効いてます)もありますし。

僕はヘンリー・カヴィル好きなんで、いいんですけどねw。

 


第3作、ありますかね?

あってもいいし、なくてもいい。

ただこの路線を進めると、どんどん「シャーロック・ホームズ」の物語になっちゃうんじゃないかなぁ。

 

 

 

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