鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

エディはイングランドチームも追い込んでるんかね?:映画評「ブライトン ミラクル」

AppleTVの新作ラインアップを眺めてて見つけた作品。 前回大会(2015年)での南アを破った世紀の番狂わせの一戦に向けて、エディ・ジョーンズが何をし、選手たちがどう応えたかを描いた作品。 ブライトンミラクル 実話に基づく映画化…なんですが、エディ、リ…

世界は続く:ドラマ「コミンスキー・メソッド season2」

待望のシーズン2。 金曜日に一挙公開になったんですが、「Modern Love」を観た後、土・日で7話、月曜の通勤途上で最終話を観ました。 もうちょいユックリ観るつもりだったんですけど、見始めたら止まらなくてw。 コミンスキー・メソッド シーズン2 個人的に…

世界観の余韻:読書録「祝祭と予感」

・祝祭と予感 著者:恩田陸 出版:幻冬舎(Kindle版) 映画(蜜蜂と遠雷)の余韻の中、 「原作を読み返すか」 とも思ったんですが、ちと長いw。 で、(多分映画の公開に合わせて出版された)このスピンオフ短編集を。 時間軸的には本編の前後のエピソード、全部…

新しい才能だと思う:映画評「蜜蜂と遠雷」

原作は読んでて、面白いとは思ってたんですが、それだけに映画化は「どうかな〜」と。 「四月は君の嘘」の惨劇もありますし…。 しかしこの宇多丸さんの「激賞」を聞いて、「これは観るべきか」と。 <宇多丸、「蜜蜂と遠雷」を語る!> https://www.tbsradio…

感傷ではなく…:ドラマ「Modern Love」

prime videoのオリジナル・ドラマ。 1話30分前後で全8話。 この長さが丁度いい感じなのはNetflixの「コミンスキー・メソッド」で実感してたので、通勤時間にでも見ようかと、DLして… これが無茶苦茶、良かったんですよ! いや、ビックリ! Modern Love〜今日…

オッサンも楽しみました:ライブ「向井太一ONE MAN TOUR 2019-SAVAGE-」

さて、どこで「向井太一」を知ったのか? まあSpotifyがApple Musicのレコメンドが最初でしょうね。 「新曲」か、「シティポップ」流れか。 「ん?」 と思ったのは多分コレが最初。 <空> https://youtu.be/MesuBQZf 「こりゃ、好みやな」 と思ったのは、一つ…

「おちゃらけ」が足りない:映画評「MIBインターナショナル」

思い返せば<ウィル・スミス>は欠かせないキャラやったなぁ、と。 メン・イン・ブラック インターナショナル 「誰がスパイか」 も含めて、予想通りの展開。 …は、まあイイんですよ。 MIBって、ストーリーを評価するシリーズじゃないから。 でもキャラは重要…

楽しかった!:ライブ「ケニー“ベビーフェイス”エドモンズ」

Billboard Live Osakaでのライブに行ってきました。 世代的には僕もハマるんですが、「ベビーフェイス」は妻が大ファン。 来月が誕生日なんで、少し早めの「誕生日プレゼント」も兼ねて、です。 火曜のStingが「68歳」。 ベビーフェイスが「61歳」。 元気や…

デジタルが抜けた時間に何をするか?:読書録「デジタル・ミニマリスト」

・デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する 著者:カル・ニューポート 訳:池田真紀子 出版:早川書房 読み終えて、 「僕は、<デジタル・ミニマリスト>にはなれんな」。 ま、当分は。 問題意識がないわけじゃないんですけどね。 一番の問題は、…

ほぼほぼ聴きたい曲は聴いたような…:ライブ「スティング My Songs」

事前に発売された「My songs」を掲げる通り、ベスト・ヒットツアー的なライブ。 …なんですが、「My Songs」がそうだったように、過去作を「ロック」寄りにアップデートした内容でした。 https://open.spotify.com/album/7rYT4YE7JweBE9ICtT5oSu?si=6CZiHpMaS…

ビートルズの曲は涙が出るほど美しいという、当たり前の事実:映画評「YESTERDAY」

ビートルズの「イエスタデイ」と言えば、 「美しい曲だけど、聴き飽きた感もある」 ってブログを少し前に読んだことがあって、 「そうだよな〜」 と僕も思ってたんですが…。 イエスタデイ あるキッカケで、「ビートルズ」が存在しない世界に来てしまったミュ…

安心印は変わりません:読書録「カッティング・エッジ」

・カッティング・エッジ 著者:ジェフリー・ディーヴァー 訳:池田真紀子 出版:文藝春秋(Kindle版) シリーズ第14作。 前作でついに結婚したリンカーン・ライムとアメリア・サックスの新婚生活やいかに… って、あんまりそういうシーンはないんですよねw。 …

記憶と演技と:映画評「真実」

妻と午前中の回、観に行きました。 真実 僕は「万引き家族」のインパクトを引き摺ってたんで、 「もっと劇的な展開でもあるのかと…」 って印象だったんですが、妻は 「フランス映画っぽくて大満足」。 <読後感の明るいものを作りたいという思いが強くありま…

いやぁ、今更ですが…:映画評「グッド・ウィル・ハンティング」

ええ映画や!! グッド・ウィル・ハンティング アカデミー賞を取ってて、ガス・ヴァン・サントが監督で、ロビン・ウィリアムズが出てて…っいて、どう考えても「僕好み」。 …なんだけど、あまりにもハマりすぎてて、逆に敬遠しちゃているという作品。 「フォ…

未来をどう作っていくか?:読書録「未来への大分岐」

・未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か? 著者:マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソン、斎藤幸平 出版:集英社新書 経済思想を専門とする斎藤幸平氏が、哲学者マルクス・ガブリエル、政治哲学者マイケル・ハート、経済ジ…

粧し込んで街を闊歩したくなる:映画評「JOKER」

いろんな評も出てるんで、あんまり付け加えることもないですかね。 JOKER まあ、かつて「ヤクザ映画」をみた後に、肩を怒らせて劇場から出てきたように、シナトラの”That’s Life”をBGMに、街を踊るように闊歩したいような気分になっちゃいましたw。 https://…

こういう本を作りたくなる気持ちは分かります:読書録「岩田さん」

・岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 編:ほぼ日刊イトイ新聞 出版:ほぼ日ブックス もともとはSwitchにハマりまくっている息子に、 「ゲーム機やソフトを作ってる人って、こんな経験をしてきてるんだよ」 って感じで読ませようかなと思って購入し…

オーストラリア版「逃げ恥」?:読書録「ワイフ・プロジェクト」

・ワイフ・プロジェクト 著者:グラム・シムシオン 訳:小川敏子 出版:講談社 ビル・ゲイツのいつかの「オススメ本」にピックアップされてた作品。 ゲイツが推すんだから「ノンフィクション」とてっきり思ってたら、「コメディ」でしたw。 こう言うのも読む…

とにかく犬を殺したらロクでもないことになると言うお話:映画評「ジョン・ウィック:パラベラム」

1作目・2作目と観て、 「面白いんだけど、アクションでお腹がいっぱいに…」 と言うのが共通した感想でしたが、本作はそれ以上…w。 満腹を通り越してます。 <映画評「ジョン・ウィック」> http://aso4045.hatenablog.com/entry/20151017/1445073469 <映画…

スパイク・リーが怒るのもわからんでもない:映画評「グリーンブック」

アカデミー賞を受賞したときに、スパイク・リー等からの批判の声が上がり、変な話題になった作品。 個人的にも公開時に見に行こうと思ったら、妻が「ブラック・クランズマンの方が面白そう」と言うので、見損ねた経緯があります。 (「ブラック・クランズマ…

うん。ミステリーじゃないねw:コミック評「ミステリーと言う勿れ」

「BASARA」(読んだ。オモロかった)、「7SEED」(未読)の田村由美さんの連載中マンガ。 結構評判良いようですし、「ミステリー」好きですので、消費税アップ前にw。 ミステリーと言う勿れ①〜⑤ 「BASARA」の印象だと、田村由美さんというのは結構ハードな設…

理屈としては賛成なんだけど…:読書録「国運の分岐点」

・国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか 著者:デービッド・アトキンソン 出版:講談社+α新書 「もうアトキンソンさんはイイかなぁ」とも思ってたんですがねw。 前に読んだ「日本人の勝算」を補完するような作品らしいのと、消費税増…