鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録

車の定期点検を待つ間に読み終えましたw:読書録「デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界」

・デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界著者:村上春樹出版:文藝春秋 アルバムジャケットを紹介する村上さんの作品としては「古くて素敵なクラシック・レコードたち」「更に古くて素敵なクラシック・レコードたち」があります。2作とも「なる…

落語ネタが多いねw:読書録「中野のお父さんと五つの謎」

・中野のお父さんと五つの謎著者:北村薫出版:文藝春秋 高校教師のお父さんと編集者の娘のシリーズ第4弾。第4弾?3作目読んだっけ?…と思ったら、読んでました。「中野のお父さんの快刀乱麻」。面白いんだけど、すぐに内容忘れちゃうんですよね〜…って、前…

本の感想じゃないですw。:読書録?「シニアエコノミー」

・シニアエコノミー 「老後不安」を乗り越える著者:大前研一 ナレーター:デジタルボイス出版:小学館新書(audible版) 「超高齢化社会」を迎えた日本において、シニア層をターゲットとしたビジネスを立ち上げることで、日本社会の活性化を図る…と言う内容…

シリーズ第3弾…なのかな?:読書録「黙示」

・黙示著者:今野敏 ナレーター:水越健出版:双葉文庫(audible版) 警視庁捜査3課の萩尾・武田コンビの活躍を描くシリーズ第3弾。…なんですが、ちょっと前2作とは趣気が違うかな?前2作についてはテーマに「師弟」「継承」と言ったものがあって、職人的な…

「京都」と言う土地が呼び込む不思議:読書録「八月の御所グラウンド」

・八月の御所グラウンド著者:万城目学 ナレーター:高坂篤志出版:文藝春秋(audible版) 直木賞を受賞したことはもちろん知ってたんですが、手に取るきっかけは父の七回忌で会った妹が薦めてたから。調べたら早々にaudibleになってたってのもありますw。 …

興味深く読んだんですが、「教養」とどう繋げればいいのかな?:読書録「教養の人類史」

・教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?著者:水谷千秋出版:文春新書(Kindle版) 国史学を専攻されておられる著者が大学(堺女子短期大学)での教養科目の講義をベースにして書かれた著作。新聞の書評欄で取り上げられているのを見かけて、「面白そう」…

これも読後感は良いんですけど、いいのかな?それで。:読書録「孤島の来訪者」

・孤島の来訪者著者:方丈貴恵 ナレーター:浅井晴美出版:東京創元社(audible版) 「時空旅行者の砂時計」に続く<竜泉家の一族>シリーズ第2弾。前作に続き、「マイスター・ホラ」(AIタイムマシン)が道案内を勤めます…って、最初と「読者への挑戦」に顔…

荒唐無稽な設定で本格推理…だけどまあw:読書録「兇人邸の殺人」

・兇人邸の殺人著者:今村昌弘 ナレーター:浅井晴美出版:東京創元社(audible版) 「屍人荘の殺人」「魔眼の匣の殺人」に続くシリーズ第3弾。特殊条件での密室(孤立した館)もの…と言うのがシリーズの特徴ですが、「密室条件」としては2作目は1作目のぶっ…

「ハルシネーションがね〜」とか言って思考停止になっても仕方ない:読書録「生成AIで世界はこう変わる」

・生成AIで世界はこう変わる著者:今井翔太出版:SB新書(Kindle版) ChatGPTとかの生成AIに関しては、とにかく機能向上・追加の速度が早くて、出版物で情報をフォローするのは難しいんですが(作者も指摘しています)、とりあえずこの段階での頭の整理を個…

師匠と弟子の物語:読書録「真贋」

・真贋著者:今野敏 ナレーター:水越健出版:双葉文庫(audible版) 盗犯を担当する警視庁捜査三課の萩尾・武田コンビを描くシリーズ第2作。前作にも若干そう言う側面は描かれていましたが、本作はメインテーマとして「師匠と弟子」(技術の継承)に焦点を…

短編の方が向いてるかも:読書録「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」

・ブラック・ショーマンと覚醒する女たち著者:東野圭吾出版:光文社 コロナ禍の観光地で、兄の殺人事件の謎を追う元・マジシャンの活躍を描いた「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の続編。前作は長編でしたが、今作は6篇の短編が収められた短編集…

いやぁ、泣けた、泣けた。:読書録「まいまいつぶろ」

・まいまいつぶろ著者:村木嵐 ナレーター:土屋トシヒデ出版:幻冬舎(audible版) 口が回らず、誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、その姿から「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と呼ばれた9代将軍、徳川家重と、ただ1人、彼の言葉を…

後味の良さに好感が持てます:読書録「時間旅行者の砂時計」

・時間旅行者の砂時計著者:方丈貴恵 ナレーター:浅井晴美出版:東京創元社(audible版) 「名探偵に甘美なる死を」が評判になってて、読んでみようかな…と思ったら、あれってシリーズものの3作目なんですね。で、その<竜泉家の一族>シリーズの1作目がaud…

さすがに「成瀬ふたたび」じゃなかったw:読書録「成瀬は信じた道をいく」

・成瀬は信じた道をいく著者:宮島未奈出版:新潮社 大津から天下を狙う「成瀬あかり」の奇妙な日々を描く第二弾。今回は高3から京大1回生の期間が描かれています。 小学生を弟子に迎え入れ(ときめっ子タイム)、京都で一人暮らしをすると父に誤解され(成…

千年も前から「自分探し」はあるんやなぁ、と:読書録「紫式部ひとり語り」

・紫式部ひとり語り著者:山本淳子出版:角川ソフィア文庫(Kindle版) 「光る君へ」関連本シリーズ。…って、本書は便乗本じゃなくて、結構前に書かれたものですけどね。(2011年刊行)「道長ものがたり」から<紫式部>本人のものがたりに踏み込んでみた…っ…

リスベットの復讐譚の終着としては悪くないかな?:読書録「ミレニアム6 死すべき女」

・ミレニアム6 死すべき女<上・下>著者:ダヴィド・ラーゲルクランツ 訳:ヘレンハルメ美穂出版:ハヤカワ・ミステリ文庫(audible版) スティーグ・ラーソンが最初の三部作を書き、彼の死を受けてラーゲンクランツが書いた新しい三部作の最終巻。リスベッ…

この作家のモデルは…:読書録「一夜 隠蔽捜査10」

・一夜 隠蔽捜査10著者:今野敏出版:新潮社 待望の「隠蔽捜査」シリーズ長編10作目。神奈川県警刑事部長となってからは長編3作目(本作の前に短編集があります)になります。 有名作家・北上輝記が誘拐されたとの一報が竜崎の元に入る。しかし誘拐犯からの…

AI時代におけるアクティブ・ファンドの生き残り戦略…みたいなものかな?:読書録「『日経平均10万円』時代が来る!」

・「日経平均10万円」時代が来る!著者:藤野英人出版:日本経済新聞出版(Kindle版) 「ひふみ」の藤野英人さんの新刊。僕は FBで割と藤野さんの発言はフォローしてて、ちょっとファンみたいなところもあるので(「ひふみ投信」もちょっとだけ持ってますw)…

紫式部をどう絡めてくるのかな?:読書録「道長ものがたり」

・道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのかー著者:山本淳子出版:朝日選書 今年の大河ドラマ(「光る君へ」)のアンチョコ本としてw。「便乗本」…ですが、作者は「源氏物語」の研究者で、本書も「大鏡」「栄花物語」のほか、一級資料にも多く言及…

このシリーズはaudibleでフォローします:読書録「確証」

・確証著者:今野敏 ナレーター:水越健出版:双葉文庫(audible版) 今、今野さんの作品は「隠蔽捜査」を中心にフォローしてます。安積班も読んでたんですが、出版社が変わったりもしてて、どれがどれだか分かんなくなって、いつの間にか…w。ポロポロ他のシ…

この作者さんって…(と今頃気づく):読書録「新!店長がバカすぎて」

・新!店長がバカすぎて著者:早見和真 ナレーター:知愛出版:角川春樹事務所(audible版) 前作をaudibleで楽しませてもらって、さほど間が開かずに続編もaudible化。「ええんやろか?」と勝手に躊躇してw、少し経ってから聞きました。聞き始めたら一気で…

固定観念は意識的に崩していかないとね:読書録「これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話」

・これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー著者:カトリーン・キラス=マルサル 訳:山本真麻出版:河出書房新社(Kindle版) 「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」を書いたフェミニスト経済学者カトリーン・マ…

恵まれなかった者たちの支えが…:読書録「木挽町のあだ討ち」

・木挽町のあだ討ち著者:永井紗耶子 ナレーター:関智一、安元洋貴、野島健児、三石琴乃、小西克幸、小林千晃出版:新潮社(audible版) 直木賞受賞作。受賞前に、「面白そうだな」と思ったんですが、受賞が決まると手が遠退くという天邪鬼w。audibleにアッ…

視点が色々あるのは良いんですけどね:読書録「「今どきの若者」のリアル」

・「今どきの若者」のリアル編著:山口昌弘出版:PHP新書 竹田ダニエルさんの「#Z世代的価値観」は興味深く読めたんですが、基本的にアメリカの話なのと、ダニエルさん自身がZ世代に近い年齢だけに、基本的な価値観やスタンスがZ世代のリベラル寄りっぽいと…

これはシリーズになるかな?:読書録「藩邸差配役日日控」

・藩邸差配役日日控著者:砂原浩太朗出版:文藝春秋(audible版) 時代小説の新しい書き手として最近評価されている砂原さんがちょっと前に発表された作品。audibleになってたので、聴いてみました。 「高瀬庄右衛門御留書」「黛家の兄弟」と、砂原さんの作…

リベラルに対する危機感がお二人とも高いように思います。:読書録「実験の民主主義」

・実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ著者:宇野重規 聞き手:若林恵出版:中公新書(Kindle版) 政治学者・宇野重規さんと、ワイヤードの編集長だった若林恵さんの共著。宇野さんの「民主主義とは何か」、若林さんの「次世代ガバメ…

戸籍って、不思議な制度ですねぇ:読書録「先祖探偵」

・先祖探偵著者:新川帆立 ナレーター:安田愛実出版:角川春樹事務所(audible版) 「元彼の遺言状」の新川帆立さんの新作。…って、僕は「元彼の遺言状」しか読んでないんですけど。割と面白かったんで、続編も…とも思ってたんですが、もうひと押しがなかっ…

今回は漫画じゃないです:読書録「還暦不行届」

・還暦不行届著者:安野モヨコ出版:祥伝社 「監督不行届」は庵野秀明・安野モヨコ夫婦の日常を描いて、実に実に楽しいコミック・エッセイでした。まあ、「夫婦の日常」というよりは、「中年マニア男(庵野秀明)の観察日記」みたいな内容でしたがw。 本書は…

近未来感とオリジナル・ホームズのゴシック感がミクスチュアした感じ?:読書録「シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗」

・シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗著者:高殿円出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) ホームズとワトソンのコンビを女性に置き換えたホームズ・パスティーシュ第2弾。時代は2010年代前半と、「現代」に置き換えてるんですが、シャーリー・ホームズがち…

題名はちょっと大袈裟だけど、まあまあ近いスタンスではあります。:読書録「この国を蝕む「神話」解体」

・この国を蝕む「神話」解体著者:佐々木俊尚出版:徳間書店(Kindle版) 佐々木俊尚さんは毎日新聞出身なんですが、最近だと保守寄りと見られてることが多いのかな?割とネット関係の記事をずっと書いてきてこられてて、その時代から何やかんやと僕は著作を…