鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

主人公(信)の影が薄くなってるような…:映画評「キングダム 運命の炎」

秦の始皇帝とその将軍の苦闘を描く漫画の実写映画化第3弾。 「東京リベンジャーズ」シリーズ同様、こちらも「家族同伴」シリーズだったんですが、夏休みに入ってそれぞれ予定がつかず、僕だけが鑑賞。 (僕以外は夏休み中の平日に行く予定です) いやまあ、…

ニック、そこまでしょぼくれんでもええやん。:ドラマ評「シークレット・インベーション」

動向が掴めなくなっていた「ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)」のMCU本格復帰ドラマ。 …なんですけど、もう映画やら連続ドラマやらが錯綜しすぎてて、MCUの流れがどうなってるのか、今一つピンときてないんですよねぇ…w。 「エンド・ゲーム…

永山絢斗、アホやなぁ…:映画評「東京リベンジャーズ2  血のハロウィン編決戦」

待ちに待った「後編」。 …とか言いながら、家族それぞれ予定も入っちゃって、公開(6/30)から少し経っての鑑賞となりましたがw。 でもお客さん、まだソコソコ入ってましたよ。 廃車置き場での決戦+過去回想 …が9割くらい。 前編でもソコソコ回想シーンはあ…

「映画館で観るべき映画」とはまさにコレ:映画評「ミッション・インポッシブル:デッド・レコニング パート1」

上映時間2時間43分? 全くそんな長さ、感じませんでした。 もっともっと観てられる。 「トップガン マーヴェリック」以上に、これこそ映画館で観るべき映画でしょう。 ストーリーは、まあどうでもいいっちゃぁ、どうでもいい。 AIをネタにしてるあたりが「今…

1作ごとに面白くなる。:読書録「木曜殺人クラブ 逸れた銃弾」

・木曜殺人クラブ 逸れた銃弾 著者:リチャード・オスマン 訳:羽田詩津子 出版:ハヤカワミステリ(Kindle版) 高齢者施設「クーパーズ・チェイス」に住む4人の老人が結成した「木曜殺人クラブ」の活躍を描く第3弾。 クリスティの「火曜クラブ」を連想され…

面白かったんですが、連続ドラマシリーズにハマりすぎると、時間がどんどん…:ドラマ評「プラトニック」

アメリカのコメディ映画やコメディ・ドラマは、僕の感覚的にはちょっと<やりすぎ>なところが目について、 「どうかなぁ」 ってことが少なくないです(ハマる時はハマるんですが)。 コメディアンの方も、テレビ番組なんかでその国では広く知られたキャラを…

監督がいなくなっちゃったことに、改めて気づいてしまいました。:読書録「ぼくの大林宣彦クロニクル」

・ぼくの大林宣彦クロニクル 著者:森泉岳土 出版:光文社(Kindle版) 大林宣彦監督の映画を映画館で見たのは「なごり雪」(2002年公開)が最後。 制作が一番新しい作品は「転校生 さよならあなた」(2007年公開)をレンタルで観たのが最後ですね。 15年く…

なんだかモヤモヤが残っちゃいました:読書録「両手にトカレフ」

・両手にトカレフ 著者:ブレイディみかこ ナレーター:高山ゆきの 出版:ポプラ社(audible版) ブレイディーみかこさんの初の小説。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が好きなので、出版されてすぐにリアル本で購入したのですが、今まで手…

続きは来年?マジかよ…:映画評「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

前作の「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイーダーバース」は傑作アニメにして、最高のスパイダーマン映画でしたが… やべぇ。 更新してきましたよ、コレ。 前作から数年。 スパイダーマンとして活躍するマイルス・モラレスは、スパイダーマンとしての活動…

ヒュー・グラントのクズっぷりが最高w:映画評「ダンジョン&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」

なんか題名がB級映画っぽいんですが、なかなかの大作。 評判も上々です。 実際、僕も楽しく観ることが出来ました。 元・盗賊のエドガン(クリス・パイン)は、亡き妻を復活させるために仲間たちと魔法の宝を盗もうとするが、失敗し、投獄される。 相棒(ミッ…

短期間、有料版を試してみたいと思います。:読書録「ChatGPTと語る未来」

・ChatGPTと語る未来 AIで人間の可能性を最大限に引き出す 著者:リード・ホフマン、GPT−4 訳:井上大剛、長尾莉紗、酒井章文 出版:日経BP(Kindle版) ChatGPTを開発したOpenAIの出資者の1人であるリード・ホフマンが「ChatGPT」について語った本。 …「で…

今読むとナカナカすごい作品。…だけどやっぱりシンドイw:読書録「ねじまき鳥クロニクル」

・ねじまき鳥クロニクル 第1部・泥棒かささぎ編 第2部・予言する鳥編 第3部・鳥刺し男編 著者:村上春樹 ナレーター:藤木直人 出版:新潮社(audible版) 村上春樹さんの長編は時間を空けて何回か読むんですが(最近の「騎士団長殺し」と新作「街と、その不…

勉強せんとアカンなぁ…:読書録「名著の予知能力」

・名著の予知能力 著者:秋満吉彦 出版:幻冬舎新書(Kindle版) NHK番組「100分de名著」のプロデューサーの新書。 番組で紹介された名著の解説ではなくて、 <「名著は現代を読む教科書である」> と言う視点から、現代社会へのどういう問題意識が「名著」…