鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

作者の人格と作品は別:読書録「カササギ殺人事件」

・カササギ殺人事件<上・下> 著者:アンソニー・ホロヴィッツ 訳:山田蘭 出版:創元推理文庫(Kindle版) クリスティ風の本格推理小説。 その「解決編」である最終章が失われ… とまあ、作中小説と現実世界が入れ子になった構成。 ほぼ上巻を費やしたこの作…

コレは思ってたより「使える」:iPhone画面読み上げ

この記事を読んで、 「趣旨は賛同するけど読み上げ機能は使わない」 みたいなコメントしました。 https://lite.blogos.com/article/334652/ 画面読み上げって、一時期使ってみようと思った時もあったんですが、イマイチしっくりこなかったんですよね。 でも…

「信頼」をどう築くか、なんですよねぇ。:読書録「憲法問答」

・憲法問答 著者:橋下徹、木村草太 出版:徳間書店 「政権奪取論」で橋下氏の今の政治に対する見方について、興味を覚えたので、続けてこれを。 「憲法(特に9条)」は、「政権奪取論」で否定していた「イデオロギー論争」を引き起こしやすいネタですからね…

それ、ハロウィンじゃないし!

昨晩、弾丸帰省中の僕のところに娘からメッセージ。 「スーパーボール111個取った!」 はあ? ですが、どうもこのインベントに友達と行って、屋台でゲットしたようです。 破れた紙が上手いことコーナーになって、ガンガン取れたらしいんですが、店の人も周り…

個人的にはかなりフィットしました:読書録「接続戦闘分隊 暗闇のパトロール」

・接続戦闘分隊 暗闇のパトロール 著者:リンダ・ナガタ 訳:中原尚哉 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 各種のデバイスやサイボーグ化で、人間がクラウドに接続される近未来社会。 「オーバーレイ」と言われるコンタクトレンズ型のデバイスを眼球に埋め込ん…

無理ゲー…イヤイヤ、そんなことは:読書録「妻のトリセツ」

・妻のトリセツ 編著:黒川伊保子 出版:講談社+α新書 「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか」に続いて、またもや。 http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/10/05/205156 なんか、こういうのを手に取っちゃう時点で、そこはかとなく「敗北…

そこはかとなく、「昭和」なイメージが…:読書録「悲しみは真の人生の始まり」

・悲しみは真の人生の始まり 内面の成長こそ 著者:柳田邦男 出版:PHP出版 齋藤学さんの本(50歳からの孤独入門)で紹介されてた作品。 柳田さんの息子さん(次男)の自死から、「絵本」を通じた心の育成への取り組みに至る流れに興味を覚えて…です。 ま、…

割とサラッと戻ってきましたなw:読書録「沈黙のパレード」

・沈黙のパレード 著者:東野圭吾 出版:文藝春秋 「ガリレオ」シリーズ最新作。 前作で渡米し、一旦はシリーズの終了を匂わせながら、久々の(3年くらい?)再開となります。 …ってまあ、割とアッサリ戻ってきてるんですけどねw。そこら辺に特段のドラマは…

犬の漫才師、ふたたび:村上RADIO

8月に続いて「第2回」。 前回は「生」でw聴いたんですが、今回はradikoで今朝の通勤途中に聴きました。 そう言う「緩さ」が良い番組かと。 ま、前回同様、 「Q&Aのコーナー、要る?」 とは思いましたがw。 radikoのプレイリストはこんな感じ。 いやぁ、便利…

本国じゃ大コケしたとか…:映画評「人狼」

まあ、分からなくもないかなぁ。 なんか古臭い感じなんですよね、作品としてルックが。 (ミッション・インポッシブルの新作と対抗するなんて、とても無理w) https://ent.smt.docomo.ne.jp/article/1109385 「人狼」 それはもう、押井守の実写版(ケルベロス、…

なんか緩いな〜と思ってたら:読書録「ブラック・スクリーム」

・ブラック・スクリーム 著者:ジェフリー・ディーヴァー 訳:池田真紀子 出版:文藝春秋(Kindle版) なんか今回の犯人は緩いな〜 …ってのは前にもドッカでありました。 で、当然ディーヴァーが意図もなくそんなことをするはずもなく、どんでん返しがある訳で…

横浜で屋形船

出張流れで、今晩は横浜です。 懇親会は、なんと、みなとみらいから「屋形船」! いやぁ、こう言うのあるって知りませんでした。 タップリ呑んで、食べて、チョッピリ船酔いもw。 でもなかなか非日常気分で、楽しかったですよ!

なかなか楽しい一冊でした:読書録「魔術師ペンリック」

・魔術師ペンリック 著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド 訳:鍛治靖子 出版:創元推理文庫 どっかの書評でちょっと紹介されてて、「面白そう」と思って、購入。 ヒューゴー賞もとったらしい「五神教シリーズ」(未読ですが)の、最新作というか、番外編と…

(追記)シンギュラリティ後のAI統治について:われらはレギオン

この記事を読んで、 「オイオイ、キャッシュレスを推進するんじゃねえのかよ!」 と思い、 「合理性とか、論理性とか、もうちょっと考えてほしい」 と呆れた思い。 <増税対策、現金配布案浮上 「田舎の魚屋、クレカない」> https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

最後は「ミニオンズ」?w:読書録「われらはレギオン3」

・われらはレギオン3 太陽系最終大戦 著者:デニス・E・テイラー 訳:金子浩 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) ちょっと間をおいて…とも思ってたんですが、我慢できずにチョット読み出したら、一気に最後まで、でしたw。 「アザーズとの対決」をメインにしな…

良書の紹介本として:読書録「50歳からの孤独入門」

・50歳からの孤独入門 著者:齋藤学 出版:朝日新書(Kindle版) いやぁ、こう言うの読むの控えとこうと思ってたトコだったんですけどねぇw。 佐藤優さんの記事か何かでチョット触れられてて、つい…。 齋藤学さんの作品を読むのは随分と久しぶりです。(嫌い…

決断のとき:映画評「ウィンストン・チャーチル」

ダンケルク脱出作戦の直前。 政治的にも追い込まれて、弱り切っていたチャーチルが「徹底抗戦」を決断したのは。 「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 原題「Darkest Hour」。 追い込まれたチャーチルの憔悴ぶりと孤独感はちょっとギョ…

いろんなドラマが錯綜してます:われらはレギオン2」

・われらはレギオン2 アザーズとの遭遇 著者:デニス・E・テイラー 訳:金子浩 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 死後、人工知能に移植された元エンジニア兼起業家(ボブ)が、自分をコピーしつつ、宇宙開拓に繰り出す …設定だとハードSFぽくもあるけど、作者…

イマイチかなぁ:AppleGiveBackプログラム

今回、Apple Watchを「4」にするにあたって、下取りはAppleGiveBackプログラムを使ってみました。 まあ、二世代前の買取なんで、値段は期待してなかったんですが(1万円強でした)、今後色々デバイスを整理するのに、選択肢としてありえるかなぁ、と。 結論か…

iPhoneXsMaxのカメラ

個人的にはカメラのスペックど〜のこ〜のと言うのは全然ないんですが、昨日撮って夕方〜夜の京橋の写真。 (取り出して、パシャッとしただけで、何も編集はしてません) 自分で撮っといて何ですがw、スゲ〜クリア。 コレなんか、見ようによっては作りモンみた…

まあ、お互い歳をとりました:読書録「すべての男は消耗品である。最終巻」

・すべての男は消耗品である。最終巻 著者:村上龍 出版:幻冬舎 「すべての男は消耗品である」シリーズの最新刊&最終巻。 ここのところ読んでなかったんですが、まあ「最後」ということなので…。なぜか「幻冬舎」が出版元になってますがw。 最終巻だからと…

「高度サービス産業」を作ることが出来るのか?:読書録「チャイナ・イノベーション」

・チャイナ・イノベーション データを制する者は世界を制する 著者:李智慧 出版:日経BP社 アメリカの長期金利の上昇と、米中貿易戦争への懸念から(と思われる)ドスンと日米の株価が下がった日に読み終えましたw。 う~ん、なかなか「これから」は読み辛…

相変わらずの無双っぷり:映画評「イコライザー2」

予定してた飲み会がなかったので、急遽大阪ステーションシネマにて。 観たかったんですよね。 「イコライザー2」 「な〜めて〜た〜」映画の傑作だった前作を受けての続編。 相変わらず「なめてた相手が殺人マシーンだった展開」でスッキリさせてくれますがw…

(覚え)デジタル革命と政治

これもFacebookにコメントしてたんですが、ストックとしてブログにもアップ。 ********************** ********************** <狙われる有権者たち、デジタル洗脳の恐怖 「操られる民主主義」の著者、ジェイミー・バートレット氏に聞く(前編)> https://…

地元のワインを。

昨晩は会社の同僚の紹介でコチラに。 島之内フジマル醸造所050-5593-1462大阪府大阪市中央区島之内1-1-14 三和ビル 1Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27071950/ 地元のデラウェアを使って、一階で醸造したワインは、酸化防止剤もなく、スッキリと…

これは良い本だと思います:読書録「未来をはじめる」

・未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学 著者:宇野重規 出版:東京大学出版会 「政権奪取論」でスキルっぽい話を聞いたので、もうちょい理念的な政治の話を…と思って、目に付いた本書を購入。 作者は東大の教授。 橋下さんが言う、「実行を考えな…

(覚え)「安倍政権が改憲より優先すべき10項目」ちきりん

Facebookではシェアしたんですが、「ストック」としてブログの方にもリンクしておきます。 http://lite.blogos.com/article/330191/?axis=&p=1 ちきりんさんのつけた表題は「喫緊の課題リストin Japan」。 「改憲より云々」はBLOGOSがつけたのかな? <どれ…

土日と使ってみて:Apple Watch4

僕は第一世代からApple Watchを使ってるんですが、 「それって便利?」 ってよく聞かれます。 結構、回答に困るんですけどw、最近はもう諦めて、「人によると思いますよ~」と答えることにしてます。 ま、その通りですしw。 さて、金曜日に到着したAppleWatc…

「スティーブンソン先生、おはようございま~す」:映画評「gifted」

このシーンは爆笑。 でもその後は胸痛くなって…。 その後の落とし所にも感心しました。(ウンウン、あるある) 「gifted/ギフテッド」 天才。 多分、最高の教育を与えれば、「何者」かになれる。 意地悪な大学教授をギャフンと言わせるシーンは痛快w。 でも本…

8割方は「同感」なんですがね:読書録「政権奪取論」

・政権奪取論 強い野党の作り方 著者:橋下徹 出版:朝日新書 「二大政党制」への移行を支持するスタンスから、自民党に対抗できる「強い野党」を如何に作るか? 維新の会の経験を踏まえ、結構具体的に書かれた一冊。 思想・理念・イデオロギーではなく、「…