鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今後5〜10年のビジネスを考える上で、コレは「必読本」かも:読書録「アフターデジタル」

・アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る 著者:藤井保文、小原和啓 出版:日経BP社 現在、「中国」で起きているビジネス変化を具体的な事例で紹介しつつ、その基本的な概念を解説し、日本における今後のビジネスのあり方をサジェストした作品。 …

<「天気の子」付記>エンタメと作家性

「天気の子」と前後して、「トイストーリー4」「アラジン」と、ディズニーの大作を観て、改めて「エンタメって…」って考えさせられてます。 もちろん3作とも素晴らしい作品なんですけどね。 ただ「トイストーリー4」「アラジン」に比べて、「天気の子」は監…

博覧強記か、牽強付会かw:読書録「悩む人」

・悩む人 人生相談のフィロソフィー 著者:高橋秀実 出版:文藝春秋 小林秀雄賞も受賞したノンフィクションライターの作品。 どっかのブログ記事で紹介されてて、読んでみる気になりました。 この作者の作品、僕が読んでるのは「男は邪魔!」だけなんですけ…

ディズニー・プリンセスの再解釈:映画評「アラジン」

息子の希望で家族で鑑賞。 (息子はウィル・スミスの「ジーニー」が気になったようです) 僕はアニメ版の「アラジン」が結構好きなんで、逆にあんまり強い興味はなかったんですけどね。 ところが観てビックリ! 実に面白かったです。 アラジン 「美女と野獣…

僕にできることはまだあるよ:映画評「天気の子」

前日に子供たちが観に行ってて、 「面白かったよ」。 「君の名は。」は、いい映画だと思うけど、あそこまで評価されるのは…って僕は思ってたんですが、本作は好きですね。 あれほど世間受けするのかどうかは分かんないけど。 天気の子 シングルマザーの子供…

ディックはレプリカントは認めんかったらしい:読書録「ブレードランナー証言録」

・ブレードランナー証言録 話者:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン、渡辺信一郎、ポール・M・サモン 編・訳:大野和基 出版:インターナショナル新書 少し前に買って積ん読になってたのを、ルドガー・ハウアーの逝去を知って、取り出して読みま…

<その時>が来た…

ルドガー・ハウアーの逝去の報。 https://theriver.jp/rutger-hauer-dies/ 彼の人生がどうだったのか、僕にはなんとも言えませんが、ブレードランナーのロイ・バッディで、僕にとっては忘れ得ぬ役者となっています。 I’ve seen things you people wouldn’t b…

ボーリング大会は盛り上がったけど…

昨日は関係会社の方達も交えての「ボーリング大会」。 14レーン、56名参加で、大盛り上がり。 この大会、去年までは新大阪のボーリング場でやってたんですが、昨年末にビルの建て替えで閉館。 で、今年は西梅田のボーリング場での開催となりました。 「今回…

おおたさんはどこへ向かうのか?:読書録「教育虐待」

・ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち 著者:おおたとしまさ 出版:ディスカヴァー携書 我が家の子供たちも「中学受験」をしたので、その際の情報収集として「おおたとしまさ」さんの諸作品にはお世話になりました。 私立一貫校や、男子校・女子校…

昔より奥深く楽しめたように思います:読書録「火星年代記」

・火星年代記〔新版〕 著者:レイ・ブラッドベリ 訳:小笠原豊樹 出版:ハヤカワ文庫 中3の息子の夏休みの宿題(英語の長文)に本作が選ばれていたので、久しぶりに読んでみる気になりました。ま、僕は「翻訳で」ですがw。 (宿題はこの連作短編の中から3編…

岡本社長…

パンツいっちょで、白い猫を抱えて笑かしてくれる姿が好きやったよ。 この会見が「お笑い」になるなら …と思ってたけど、厳しそうやなぁ。 似合わんこと、せんでええんちゃう? 「役割」を終えても、人生は続くし、チャレンジし続けることができる。 ウッデ…

「役割」を終えた向こう側:映画評「トイストーリー4」

完璧と思えるラストを見せてくれた「トイストーリー3」の、まさかの続編。 でもやっぱりピクサーはやってくれます。 トイストーリー4 前作でアンディからボニーに受け継がれたオモチャ達。 でも次第にウッディはボニーに必要とされなくなって…。 1作目でア…

「勇気づけられる」?…確かに:映画評「Homecoming」

<アメリカを代表するアーティストのビヨンセは、2018年のコーチェラ・フェスティバル(アメリカで行われる大規模野外音楽祭のひとつ)でアフリカ系米国女性として初めてヘッドライナー(大トリ)を務めました。2時間に渡るライブでは自分たちの文化の力強さ…

プライムデーで買っちゃいました:echo show 5

4000円安くなってたんで、つい… 将来的に実家とテレビビデオを接続したくて…ってのもあるんですがね。 (iPadを持ち込んで、FaceTime…と算段したんですが、母はうまく使いこなせないこなせかったので) まだAppleMusicと接続して音楽を聴いてるくらい。 天気…

「共感」だけでは…:読書録「女に生まれてモヤってる!」

・女に生まれてモヤってる? 本当は「自分らしく」いたいだけなのに 著者:ジェーン・スー、中野信子 出版:小学館 この二人の対談はスーさんの前作(「私がオバさんになったよ」)でもありましたが、更に突っ込んでってことでしょうか。 プライベートでも親…

面白かったんですけどね:映画評「マスター」

イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンの韓国3大スターの激突! …って、僕はイ・ビョンホンしか知らないんですけどw。 MASTER/マスター でもそのお陰で逆にキャラクターに色を着けずに見ることが出来て楽しめたってのはあるかもです。 キム・ウビ…

主人公が一番イケてないw:読書録「IQ2」

・IQ2 著者:ジョー・イデ 訳:熊谷千寿 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 日系アメリカ人が描く黒人社会を舞台にしたハードボイルド。 第1作目は新鮮でした。 <読書録:IQ> http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/07/13/212740 前作も複数の事件が時系…

王道だけど新鮮:映画評「サウスポー」

「スパイダーマン」の評でギレンホールに触れたら、友人から激オシされた作品。(赤松くん、ありがとう) 予告編を見て気になってたんですが、「ナイトクローラー」を先に観ちゃって、ちょっとギレンホールが一杯一杯になってスルーしちゃった作品でしたw。 …

これほど上手く歌えないカラオケも…w

念願の(w)子供たちとのカラオケ。 今回は同行OKでした。 妻はスキップしちゃいましたがw。 まあ一緒に行ってくれるんだから…と言うことで、 「<昭和>封印」w。 子供たちもある程度は「知ってる」可能性のある曲…というチョイスにしたので、平成もほぼ終…

ジェイク・ギレンホールがスーパーヒーロー?:映画評「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

「アベンジャーズ・エンドゲーム」を受けてのスパイダーマン新作。 息子と一緒に観に行きました。 MCUのアベンジャーズ以外の作品は比較的独立性が高かったですが、本作については「エンドゲーム」を観てないと「?」でしょうね。 その「エンドゲーム」も他…

僕が大阪を離れる時に、建設が始まったんでした:梅田スカイビル

「シネ・リーブル梅田」に行くために、「梅田スカイビル」へ。 社会人になって最初に配属された大阪を離れる時に、ちょうどのこのビルの建設が始まったんですよね。 割と話題になってたので個人的親近感はあったんですが、考えてみれば訪れるのは初めてでし…

3時間半弱のドキュメンタリー。でも退屈しませんでした:映画評「ニューヨーク公立図書館」

ちょっと評判になってるドキュメンタリー映画。 図書館がらみのボランティアなんかもしてる妻が観るといったので、ついて行きましたw。 シネ・リーブル梅田。 スカイビルに入るのは、考えてみれば初めてでした。 ニューヨーク公立図書館 エクス・リブリス 上…

父娘でノっちゃいましたw

娘がどっかの情報でキャッチして「面白そう」と言ってたので、「恋は雨上がりのように」の映画を子供たちと観ました。 僕の感想は、こんな感じ。2回目観ても、変わらないですね。 <映画評:恋は雨上がりのように> http://aso4045.hatenablog.com/entry/201…

よく出来てるけど、なんか妙:映画評「エンド・オブ・トンネル」

どっかの映画評で高評価を得てるのを思い出して、Amazonプライム・ビデオで視聴。 面白かった。 …けど、なんか妙な感じも… 「エンド・オブ・トンネル」 妻子を交通事故で亡くし、自分も車椅子生活になった主人公が、妻子(特に娘)の想い出のエコーする「家…

「やさしさ」が心地よい:マンガ評「町田くんの世界」

子供たちが見つけてきて、「面白い」と言ってる作品。 映画にもなってますね。 町田くんの世界(全7巻) 主人公の「町田くん」は勉強も運動も出来ない「冴えない男子」。(自己認識) しかし「他人」を「家族」のように思い、受け入れ、接することから、誰から…

もっと面白くなると思いたい:読書録「amazon『帝国』との共存」

・amazon「帝国」との共存 著者:ナタリー・バーグ/ミヤ・ナイツ 監訳:成毛眞 出版:フォレスト出版 Amazonをテーマにした作品ですが、 「Amazon万歳!」「Amazonすげぇ~」 ってのではなくて、 「Amazonが小売業にもたらしたものは何か?」「それを踏まえ…

街角で僕の隣に…:マンガ評「ポーの一族 ユニコーン」

再開された「ポーの一族」第2作。 本シリーズで「エディス」後が描かれるのは連載の「チラ読み」で分かってたので、「さて、どんな風につながるのか…」と開いたら、 なんと「2016年」! ユニコーン ストーリーは58年、75年、63年と、あっちゃこっちゃに飛ぶ…

もっとワクワクするような「未来」が語られないのかな〜

参院選も山場。 色々な記事が飛び交いますし、街頭演説もアチラコチラ。 でも何かピンとこないんですよね。 言ってることは(大抵は)おかしいことじゃないし、<選択肢>として検討するには値する。 でも聞いてて「ワクワク」感がないんですよ。 (旧党名で…

85と70のジジイの話を54のオッサンが楽しむ:読書録「フリースタイル42」

なんかのブログを読んでて、こんなインタビューが出てるのを知ったんですよね。 筒井康隆インタビュー interviewed by 矢作俊彦 4月に発売された雑誌なんで少し前の記事ですが、Amazonで入手出来たので読んでみました。 <筒井氏からの提案で今回は特にテー…

往て還し物語:映画評「ファースト・マン」

人類初の月面着陸をしたニール・アームストロングの伝記映画。 「ラ・ラ・ランド」の監督・主演コンビでの映像化です。 ファースト・マン 宇宙計画ものとしては、「ライトスタッフ」「アポロ13」あたりが大好きなんですが、成果としては「画期的」(何たって…