鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

なんかここのところ「お仕事もの」を続けて読んでるような気がします。:読書録「侠飯」

・侠飯
著者:福澤徹三 ナレーター:諏訪部順一
出版:文春文庫(audible版)

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就職活動がうまくいかない大学4年生。
ある日一人暮らしするアパートの近くでやくざ者と思われる集団の抗争に巻き込まれる
ヒョンなことで、命を助けられた彼は、兄貴分の一人を自分の部屋でかくまうことになってしまう。
ところが、この兄貴分、
素晴らしい料理の腕前を持っていた…


と言う小説
ちょっと長いのやら硬いのやらが続いていたので、気楽に読める(聞ける)のがいいなと思ってチョイスしました。
気楽に読めましたw。


まぁ題名通り兄貴分が作る料理が非常に美味しそうなんですけど、物語のテーマ的にはどちらかと言うと「働き方小説」の色彩が強いような気がします。
特に勉強したいわけでもなく、大学に入り何かしたい仕事があるわけでもなく、就職活動をする主人公に兄貴分は「働く」と言うことの意味のようなもの折々で語ります。
主人公と友人たちが料理を振る舞われながら、兄気分の話を聞き、少しずつ考えを変えていくあたりが読みどころなんでしょう。


物語としては、ラストにどんでん返しあり。
なるほどね…て感じです。
まぁ、これぐらいの方がすっきりしますかね。


好評だったんでしょうね。シリーズになって何作か続編が出ています。
Audibleにもあり。
気が向いたら聞いてみようかな。