AmazonPrimeでレンタルして妻と視聴。
原作は2人とも読んでますが、スッカリ話は忘れてましたw。

作品概要
映画『ブラック・ショーマン』は、東野圭吾の小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を原作にしたミステリー映画。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャン・神尾武史を福山雅治、その姪・神尾真世を有村架純が演じています。監督は『コンフィデンスマンJP』シリーズの田中亮監督で、2025年9月12日公開、上映時間は127分。
あらすじ
結婚を2か月後に控えた真世のもとに、父・神尾英一が殺されたという知らせが届く。英一は元中学校教師で、多くの教え子に慕われていた人物だった。コロナ禍以降に活気を失ったその町で、なぜそんな人物が殺されなければならなかったのか。真相を求める真世のもとに叔父・武史が現れ、卓越したマジック、人間観察、誘導尋問のような話術を武器に事件の裏側を暴いていく。
上映時間が2時間超えだったのでどうかなとは思ったんですけど、最後まで退屈せずに見ることができました。
ガリレオに続いて東野作品の主人公を福山雅治がやるのもどう?
っていうところはあったけど、悪くないんじゃないですかね。
うさん臭いマジシャンを上手くやってたと思います。
まあ、そもそもちょっとうさん臭いっていうのが素地としてあるのかもしれないけどw。
気になったのは、推理・種明かしのシーン。
かなり長い尺を取って、イリュージョンマジックショー的な演出でやってるんですけど、これが上手くいってるかどうかは正直もうちょっと……という気がしましたね。
冒頭のマジックのシーンもそうなんだけど、どっちかというと舞台っぽい。
映画的にもう一歩踏み込んで欲しかったな、という印象です。
まあここは好き嫌いがあるかもしれませんが。
ミステリーとしての推理・解決とは別に、この映画には二つの大きな流れがあると思うんですよ。
一つは青春物語。
それっぽい撮り方のシーンもあって、映画『砂の器』みたいに、そこだけで感動させようという意図があったんじゃないかと。
分からなくはないんだけど、そうだとしたら他のシーンも含めてもっと丁寧に組み込んでおく必要があったんじゃないかな。
まあ『砂の器』と比べること自体が酷かもしれないけど。
もう一つは「隠しごとをしているものは幸せになれない」というテーマで、これがラストにも重なってくる。
ただ、この流れもちょっと見えづらかったかな、という印象でした。
事件とは別の隠れたテーマを持たせること自体は悪くないし、やりたい気持ちも分かる。
でもそれが映画として上手く成立していたかというと、うーん、という感じでしたね。
主人公二人のコンビがなかなか良かっただけに、そこがちょっと残念でした。
続編は?
小説の方は短編集の第二作も出ていますが、興行成績があまり良くなかったようなのでシリーズ化は難しいかな。
原作は短編の方が出来がいいと思っていて(ガリレオも同じことを感じてる)、その意味では二作目の方が映像化しやすいような気はするんですけどね。
テレビドラマ化……も難しいかな。
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