2022-01-01から1年間の記事一覧
60歳近くになって、未だにハリウッドのトップスターを張ってて、新作が出るごとにアクションのレベルも更新し続けてますからね。 その「リアル」が作品のリアル感を支えています。 いやぁ、もう、むっちゃカッコよかったっす。 前作の時は「言っても、アイド…
・戦国武将、虚像と実像 著者:呉座勇一 出版:角川新書(Kindle版) 本業以外でも、何かと色々大変そうな呉座さんの新作。 まあ、チョロっとその「場外戦」の気配を感じるところはないこともないけどw、基本的にはご本職に沿った内容になっています。 本書…
・機捜235 著者:今野敏 出版:光文社文庫 大活躍の今野敏さんの、またもや「新シリーズ」。 とにかく打率は安定しているので、安心感はあるんですが、既存のシリーズ(個人的には特に「隠蔽捜査」)の進み具合に影響が出ないか、ちょっと心配も。 まあ、冨…
・われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界<上・下> 著者:デニス・E・テイラー 訳:金子浩 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 「3」で人類救済に成功して、宇宙開拓に飛び出していったボブたち。 「3部作で終了」 …と思ってたら、「好評にお応えして」続編…
マシュー・マコノヒーの映画版(2011年)、結構好きだったんですよね。 カッコいいけど、ちょっとチャラい感じもあって、でも実は芯が通ってる…ってマコノヒーの「ミッキー・ハラー」が良かったので、ちょっとモサい感じがしなくもないwマヌエル・ガルシア=…
・政治学者、PTA会長になる 著者:岡田憲治 出版:毎日新聞出版(Kindle版) 「なぜリベラルは敗け続けるのか」の岡田憲治さんが、公立小学校のPTA会長を3年間務めた経験をまとめられた本。 「こんなPTA活動、おかしいやん!」 と義憤に駆られて飛び込んだも…
・中国共産党 世界最強の組織 1億党員の入党・教育から活動まで 著者:西村晋 出版:星海社新書(Kindle版) 「中国共産党」の組織の構成や機能について解説した本。 …と言っても、国家主席や党中央といった上部組織ではなく、地域コミュニティや職場内での…
少年への世代を超えた継承という意味では「グラン・トリノ」 年老いた男のハメを外した冒険譚という意味では「運び屋」 う〜ん、そうなると、今のタイミングでこの映画を撮る意味って… …と、予告編とか事前情報を見て思ってたんですが。 クリント・イースト…
・砂まみれの名将 野村克也の1140日 著者:加藤弘士 出版:新潮社(Kindle版) 野村克也が、野村沙知代の脱税事件で阪神の監督を辞任したのち、楽天の監督として復帰するまでの間。 社会人野球チーム「シダックス」の監督として采配を振るっていた3年弱を追…
他の家族が誰も付き合ってくれないのでw、金曜の会社帰りに観ました。 割と幅広い年代層のお客さんが観に来てましたよ。 まあ、空いてましたけど。 <その題材を、オリジナルを知らない新しいお客さんに見せる時に、今の物語、映像としてアップデートして提…
・映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形 著者:稲田豊史 出版:光文社新書(Kindle版) 僕は1.5倍速試聴もするし、10秒・15秒飛ばしもするし、連続ドラマの飛ばし見もするし、ネタバレサイトも読みますw。(ファスト映…
・ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた 著者:鈴木綾 出版:幻冬舎 日本人じゃない30代の女性が、日本に留学し、6年間東京で働いたのち、渡英。グローバル企業に勤務しつつ、ロンドンで生活している日常のあれこれや、思うことなんかを記したエッセ…
原作は以前、結構楽しく読ませてもらいました。 映画化の方は、さらにコメディ色を強くした仕上がり。 悪く言えば「テレビに2時間ドラマをちょっと贅沢にした感じ」。 Netflixのオリジナルドラマでも、もうチョット仕上がりは上かもしれません。 でもまあ、…
・マスカレード・ゲーム 著者:東野圭吾 出版:集英社 「グランド・ホテル」形式でホテルを舞台にしたミステリーに仕立てた第一作(マスカレード・ホテル) 前日譚の第二作(マスカレード・イブ)。 第一作に続いて映画化された第三作(マスカレード・ナイト…
・2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う 著者:成毛眞、冨山和彦 出版:SB新書(Kindle版) ・撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて 著者:内田樹、堀田新五郎、斎藤幸平、白井聡、中田考、岩田健太郎、青木真兵、後藤正文、想田和…
・幸村を討て 著者:今村翔吾 出版:中央公論新社(Kindle版) 最初は直木賞を受賞した「塞王の盾」を読むつもりだったんですけどね。 ただ何か話が地味そうな感じがしたのでw、際になってこっちに切り替えちゃいました。 大阪の陣での真田幸村の謀略・知略…
・プロジェクト・ヘイル・メアリー<上・下> 著者:アンディ・ウィアー 訳:小野田和子 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 処女作(火星の人)を映画化した「オデッセイ」は無茶苦茶面白かったです。 あんまり面白かったんで、原作はスルーしたくらいw。 で、…
・新しい教養としてのポップカルチャー マンガ、アニメ、ゲーム講義 著者:内藤理恵子 出版:日本実業出版社 僕自身は「ポップカルチャー(サブカルチャー)」には一定の理解がある人間だと思っています。 ただまあ、サラリーマン生活も後半になると、ナカナ…
Disney+でのマーベル・オリジナル連続ドラマ。(全6話) 「ワンダヴィジョン」もナカナカ意欲的な作品でしたが、本作も「ヒーローもの」の枠は堅持しつつ、ギリギリのところまで攻める内容になっていました。 最初の方は、ちょっとホラー風味の掛かったヒネ…
AppleTVオリジナルの連続ドラマ。 第1シーズンが6話で終了しました。 金曜日配信、楽しみだったんだけどな〜。 ゲイリー・オールドマンがMI5の落ちこぼれ集団(スロウ・ホース)を率いて、降りかかる火の粉を払う…という物語。 「裏切りのスパイ」でル・カレ…
目にする評判的には「今ひとつ」って感じ? 「蛇足」評もよく聞きます。 でも僕は「悪くない」と思いました。 まあ「マトリックス」をはじめて見た時の新鮮な驚きには及びませんけどね。 ただそれは2作目(リローデッド)・3作目(レボリューションズ)にも…
リプート版も僕は嫌いじゃないんですけどね。 ただまあ、「続編」と比べると、ちょっと不利ではあります。 積み上げたモンがあるから。 監督がアイヴァン・ライトマン監督の息子のジェイソン・ライトマン。 物語は亡きハロルド・ライミスが演じてたイゴン・…
・ロンドン謎解き結婚相談所 著者:アリソン・モントクレア 訳:山田久美子 出版:創元推理文庫(Kindle版) 書店頭で見かけ、ちょっと気になってたのを、GWに持ち歩いて読む本を探していて思い出して購入。 「持ち歩く」って言っても、KindleにDLして、だけ…
少し前に評判になった日本の青春ムービー。 アメリカの青春ムービー(目指せメタルロード)を観た流れで…。 <時代劇オタクの女子高生・ハダシ。映画部に所属する彼女は、時代劇の撮影を熱望するものの、恋愛映画に夢中の周囲にはまるで相手にされない。そん…
Netflixオリジナルの青春ドラマ。 なんかで見かけて、マイリストに入れてたのを、なんとなく視聴w。 結構、楽しみました。 学校でも「冴えない」枠に入っている主人公。 ヘビメタにハマっている幼なじみの影響でヘビメタのドラマーをしている。 ある日、同じ…
・文化系のためのヒップホップ入門3 著者:長谷川町蔵、大和田俊之 出版:アルテスパブリッシング(Kindle版) 「3」では2016、2017、2018年のヒップホップの流れをフォロー。 併せて「有光道生」さんが「オバマ政権」におけるヒップホップについて解説し…
単身赴任している夫がトラブルに巻き込まれ、面倒を見にいかなければならなくなった妹。 最近、疎遠だった兄に来てもらい、息子の面倒を見てもらうことに。 夫の面倒を見る期間が予定より長くなったため、仕事のある兄は甥っ子を連れてLAからNYに、そしてニ…
・文化系のためのヒップホップ入門2 著者:長谷川町蔵、大和田俊之 出版:アルテスパブリッシング(Kindle版) 2011年までのヒップホップの歴史をフォローした「1」に続いて、2012年〜2014年のヒップホップシーンを年毎に振り返った第2作。 すでに出版され…
・文化系のためのヒップホップ入門 著者:長谷川町蔵、大和田俊之 出版:アルテスパブリッシング(Kindle版) ストリーミングをメインで使うようになって、それはそれで音楽の楽しみ方が広がったなぁって気持ちはあるんですが、一方でちょっとした疑問も。 …
・子どもが面白がる学校を創る 平川理恵・広島教育長の公立校改革 著者:上阪徹 出版:日経BP 我が家の子供たちは、もう高校生になっていて、それぞれ「私立」に通ってますから、「公立校改革」には直接の関係はないんですが…。 ただまあ、小学校は二人とも…