原作は以前、結構楽しく読ませてもらいました。
映画化の方は、さらにコメディ色を強くした仕上がり。
悪く言えば「テレビに2時間ドラマをちょっと贅沢にした感じ」。
Netflixのオリジナルドラマでも、もうチョット仕上がりは上かもしれません。
でもまあ、この作品に関してはこれでいいんじゃないですかね。
テレビの前で、ゲラゲラ、ニヤニヤしながら観て、ストレス解消して、すっきりとする…そういう映画だと思います。
映画館でみるほどかどうかは、人によるとは思いますが。(僕はプライムビデオで視聴)
役者陣は主演の天海祐希をはじめ、なかなかの達者陣を揃えています。
中でも「草笛光子」は出色。
松竹歌劇団(草笛光子)と宝塚歌劇団(天海祐希)による「ラストダンスは私に」は聞かせてくれます。
「88歳」かな?
いやぁ、シャキッとして素晴らしい。
「公的年金だけでは老後資金が2000万円足りない」
という指摘から展開するバタバタ劇。
最終的には「お金よりも、人間関係」ってオチになります。
それはそれで良いとして、映画でのそのオチの付け方はチョット現実離れしてるかも…って印象がなくはないかも。
これをキレイにおさめるのナカナカ難しいってことかもしれませんがね。
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