60歳近くになって、未だにハリウッドのトップスターを張ってて、新作が出るごとにアクションのレベルも更新し続けてますからね。
その「リアル」が作品のリアル感を支えています。
いやぁ、もう、むっちゃカッコよかったっす。
前作の時は「言っても、アイドルっぽいとこも」って僻み根性もあって言ってましたが、本作でガツンとやられました。
一応、予習(復習)として、前日に「トップガン」もprime Videoで視聴。
「おお、久しぶりに見ると、やっぱ迫力あるなぁ」
と感心し直したんですが、「マーヴェリック」ではそれを遥かに凌駕する迫力。
実際に俳優を戦闘機に乗せてコックピットで演技させたとか、F/A-18を実際に飛ばしまくったとか、事前に情報は入ってて、
「いやぁ、CGでええんちゃうの?」
と思わなくもなかったんですが、やっぱ違うわ。
コックピットでの役者たちの緊張感とか、コックピット越しの<絵>とか、前作では見ることのできなかった<リアル>を体感することができます。
上演時間2時間11分?
あっという間でした。
まあ、「30年、マーヴェリックは何してたん?」ってのに、「<チャック・イェーガー>やってました」って導入シーンとか、「どうよ」ってとこもあるんですが(「ライト・スタッフ」のラストをなぞった展開ですから)、それも<リアル>さで納得させられます。
ちょっと笑えるしw。
ストーリーとしては、前作の最大の山場である相棒「グース」との関係(見直して、ここまでマーヴェリックの心を折る展開になってることに驚きました)を受け継ぐ形で、ドラマを作り上げています。
ドラマで見せる映画じゃないとは思いますが、それでもグッときちゃったなぁ。
さらにミッションの先にあるもの。
いやもう、これはネタバレ厳禁だよねぇ。
燃えましたぜ。
パンデミックの影響で、何回も劇場公開が延期になった作品。
トム・クルーズが「劇場公開」にこだわったようですが、そりゃそうですわ。
これは「大画面」で「大爆音」で見る/体感する映画です。
エキスポのIMAXで見ましたが、最高でした。
PS ジェニファー・コネリー。かっちょええオバちゃんになってました。
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