鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アダム・サンドラーのノリは昔からチョット分からない:映画評「マーダー・ミステリー」

…なんですが、Netflixオリジナルで記録的な視聴数となった、という記事を読んで、「観てみようかなぁ」と。 結果。 やっぱ、よう分からんw。 マーダー・ミステリー 基本的にこの主人公夫婦に感情移入できないんですよね。 どっちかというと、「ウザい」。 ど…

“昭和”なオッさんを楽しむ:映画評「シャフト」

2000年の「SHAFT」の続編で、大元は70年代の「黒いジャガー」。 この流れをシッカリ踏まえた作品になってますw。 「シャフト」 まあ、ストーリーとか、どうこう言う映画じゃないです。 別れた息子からの依頼で事件に足を踏み込むシャフト。 相変わらずの傍若…

考えさせられる。…でも読後感はスゴくイイ:読書録「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 著者:ブレイディみかこ 出版:新潮社 イギリスの労働者階級の中で生活している作者が、中学生になった自分の息子の学校生活や友人関係を通して、格差社会が広がっていくイギリスの「今」を切り取って見せてく…

洗練はされてないけど、勢いはあった:読書録「町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編」

・町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編 著者:町山智浩・春日太一 出版:河出新書 マニアックに、でも面白く映画を語る二人の対談。 本作では往年期の「時代劇」を取り上げています。 ピックアップされたのは以下。 七人の侍 宮本武蔵・五部作(内田…

カリフォルニア州弁護士に頑張っていただきたい:読書録「歴史戦と思想戦」

・歴史戦と思想戦 歴史問題の読み解き方 著者:山崎雅弘 出版:集英社新書 戦前に軍部が中心となって展開した「思想戦」と、近年、産経新聞を中心に展開している「歴史戦」を比較しながら、そこに見える「類似の構造」を指摘した作品。 「歴史戦」に関して言…

読みもせずに「あーだこーだ」もないだろうに…と思って、DLして読んでみました。 「立憲民主党」の政策パンフレット。

評価できる点もあります。 まずは「現政権への対峙をしっかり明示した」こと。 橋下徹さんじゃないですけど、やっぱり「選択肢」は提示される必要があるでしょう。 「現政権の政策に不満がある」 まずはこの受け皿がないことには、選挙での投票の意義が薄れ…

「グローバル」を()に入れて読むといいw:読書録「世界基準の子どもの教養」

・「全米最優秀女子高生」の娘が母親から教わった世界基準の子どもの教養 著者:ボーグ重子 出版:ポプラ社 妻と娘が買い物中の時間潰しに入った書店で目について購入。 まあ、「どうよ?」って感じもあるんですが、「読んだらメルカリ」と思うと、心理的ハ…

コレが「何万部」も売れるってのはないね:読書録「ヒッキーヒッキーシェイク」

・ヒッキーヒッキーシェイク 著者:津原泰水 出版:ハヤカワ文庫 見城徹氏との「バトル」で有名になっちゃった津原泰水氏の作品(「つはらやすみ」で一発変換できるあたり…w)。 幻冬舎での文庫化が断念され、ハヤカワで…という奴です。 あるカウンセラーが…

「シティポップ」…w

「シティポップ」ってw …と、佐々木俊尚さんのFacebookを読んで、まずは「笑」(懐かし)。 https://mag.digle.tokyo/news/36820?articleview=true PVを見て、もうひと笑い。(「加藤(帝都物語)」がまさかの「デヴィッド・バーン」w) ところがなんかそこ…

Let It Go やら、 This is Me やら…

娘と「グレイテイスト・ショーマン」を観てた妻の感想。 「それにしても、”This is Me”やら、”Let It Go”やら、<自分鼓舞>系やねぇ…」 映画自体は物凄く楽しんだ上で、の感想。 確かにね。 全然、こっちの助けなんか要らなさそうなのも…。

昨日のプレイリスト

夕食後、何故か突然娘が、 「この曲聴くと、気分上がんねん」 と、「This is Me」のYouTubeを。 http://www.youtube.com/watch?v=5_WzSbi8aR8 「まあ、そうだよね〜」 とか言ってるうちに、なんか音楽映画の方に気分が行って、Spotifyで、スティービーワンダ…

次はEVで、自動運転…は無理のようです:読書録「CASE革命」

・CASE革命 2030年の自動車産業 著者:中西考樹 出版:日本経済新聞出版社 Spotifyでポッドキャストがスタートして、その中で伊藤洋一さんのこの番組があったんですよね。 <ラジオ・コネクティッド つながるクルマの近未来> https://open.spotify.com/epis…

それで全てが許されるっちゅうのは…:映画評「運び屋」

イーストウッドの俳優復帰(?)作。 拳銃をぶっ放すこともなく、90歳近い「運び屋」を淡々と描き、演じています。 運び屋 しかしまあ、好きなように生きてきて、深い考えもなく犯罪に手を染め、結構良い思いをして… 最期の最後で「家族」に寄り添う判断をした…

「リテラシー」が問われるところには「格差」があり、「分断」につながる

「年金2000年問題」。 正直、何が「問題」なんだか分かんないんですが、報道は続いてるようですね。 個人的にはいちいち反応するのが面倒になってます。 全体像とか課題指摘という点では田中秀明さんのコノ記事が整理されて良いのではないか、と。(題名はど…

YESTERDAYはねぇ…w:村上RADIO 6

日曜日に放送のあった「村上RADIO」の6回目。 通勤中にradikoで聴きました。 もう「定番化」してる感じも…w。 例によって丁寧な「書き起こし」がHPにアップされてます。 プレイリストとしても役立ちますね。 https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/ 「今更、…

彼になにがあったのかは、窺い知れませんが…

ようやく容疑者が確保された事件。 拳銃も所持しており、ひと安心。 あとは刺された警官の方の無事を祈念。 最初聞いた時は、 「千里山?<近い>けど、<近所>とまでは…」と思ったんですが、その後明らかになる行動範囲は「バリバリ近所感、満載」。 宿泊して…

戦闘態勢のリスベットがカッコいい:映画評「ミレニアム」シリーズ

ハリウッドでも映画化されている「ミレニアム」シリーズの、スウェーデン本国での映画化版。 なんせ3作とも2時間半近い。1作目は観たものの、続きを観るのは躊躇してたんですが、友人の勧めもあって、ようやく観てみました。 観てよかった!(赤松くん、あり…

正統…過ぎるかもw:読書録「007 逆襲のトリガー」

・007 逆襲のトリガー 著者:アンソニー・ホロヴィッツ 訳:駒月雅子 出版:角川文庫(Kindle版) 「カササギ殺人事件」のアンソニー・ホロヴィッツが、イアン・フレミング財団の承認を得て書いた007の「新作」。 作者本人はもともと007のファンだったらしく…

「割れたのはグランド・キャニオン」だよ:読書録「ある作家の夕刻」

・ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集 著者:スコット・フィッツジェラルド 編訳:村上春樹 出版:中央公論新社 村上春樹訳によるフィッツジェラルド作品集の最新作。 晩年(と言っても44歳で亡くなってるんですが)の30年代の短編8編と、エッセイが…

二兎追うものは…w:読書録「教育激変」

・教育激変 2020年、大学入試と学習指導要綱大改革のゆくえ 著者:池上彰、佐藤優 出版:中公新書ラクレ もともと2020年の改革には興味はあったんですよね。子供たちがモロにぶつかりますから。 併せて、最近、FBで大学の「現状」に関する意見交換なんかも意…

意外にもベーシックw:読書録「世界で一番カンタンな投資とお金の話」

・生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話 著者:西原理恵子、村上世彰 出版:文藝春秋 …と言うわけで、「投資」の勉強本w。 東洋経済で二人が対談してて、それが面白かったんで…と、PR作戦に引っ掛かりまくりです。 正直、「面白本」と…

カッコいいけどね:映画評「ローリング・サンダー・レヴュー」

Netflixでスコセッシが監督した作品。 伝説のツアーのドキュメンタリー…(「伝説」のねw)。 ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説 ディランが格好いいのは、もう確か。 若い頃のディランは、その目つきの透明な…

最大のポイントは「健康」:読書録「『定年後』の“お金の不安”をなくす」

・「定年後」の“お金の不安”をなくす 貯金がなくても安心老後をすごす方法 著者:大江英樹 出版:総合法令出版 一連の「年金騒動」を見て、もう一回、「定年後の資金事情」について知識整理しておこうと思って購入。 この作品をチョイスしたのは特に理由があ…

父の電気カミソリ

使っている電気カミソリの外刃と内刃を、2年ほど使っちゃったので、ソロソロ替えなきゃな〜と思って、Amazon で注文しようとしたら、 「品切れ」。 え? と、メーカーの方の商品情報も確認してみたんですが、製造中止になってました。 何年くらい使ったかな…

息子の中学の体育祭。

今日は息子の体育祭を見に行きました。 有休消化の義務化もありますからねw。 (しかし良くわからん法規制ではあります。 確かに有休取得のハードルは下がりますが) 中学3年。 中学時代最後の体育祭です。 特に運動が得意でも、大好きってわけでもない息子に…

自己認識と他者評価

この間、チョットしたことで妻と意見の食い違いがあったんですが(その点は解決済みw)、その際、妻から言われたセリフ。 「あなたの顔は怖い」 …え? 自己認識としては、 「地顔が笑顔」 だったんだけど…。 「本読んだり、スマホやタブレット見てる時の顔が…

HALPEVAMの見せてくれる夢も悪くないかも…w:読書録「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」

・父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 著者:ヤニス・バルファキス 訳:関美和 出版:ダイヤモンド社 破綻寸前のギリシャで財務大臣を務め、EUの押し付ける緊縮財政に強く反対した経済学者&政治家の著作。 書かれたのは…

説明能力も批判能力も問われている:金融庁の市場ワーキンググループ報告について(年金問題)

降って湧いたような「年金問題」。 メディアや与党の批判、ネットを中心とした悲鳴・揶揄(w)を経て、麻生大臣の「謝罪」に至ってます。 ま、しかしどうですかね? <元の発表> https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html <ネット上の解説>…

ペパーミント・パティが好きなんだよな〜。

今日は家族で「スヌーピーミュージアム展」。 割と家族みんな好きなんですよね、スヌーピー。 僕も独身時代から角川のコミックをセットで持ってたりするしw。 会期はすでに後半。 GW前には混雑してたようでしたが、入り口でズラッと待つって感じじゃなくなっ…

こういう対談、好きです:読書録「世界の辺境とハードボイルド室町時代」

・世界の辺境とハードボイルド室町時代 著者:高野秀行、清水克行 出版:集英社文庫 ノンフィクション作家(辺境作家w)・高野秀行と日本中世史専門歴史家・清水克行による対談。 ハードカバーで出版された時、話題になってたし、秀逸な題名にも心惹かれたん…