鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

カッコいいけどね:映画評「ローリング・サンダー・レヴュー」

Netflixでスコセッシが監督した作品。

伝説のツアーのドキュメンタリー…(「伝説」のねw)。

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ローリング・サンダー・レヴュー

マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説

 

ディランが格好いいのは、もう確か。

若い頃のディランは、その目つきの透明な鋭さからして、飛び抜けてます。

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一方、つくづく思うのは、

「僕はこの世代じゃないなぁ」。

フォーク文化・ヒッピー文化ってのは、「憧れ」のようなものはあったけど、身をその中に置くことはなかったのは勿論だけど、自分の思想的にもあまり取り入れることはなかったかな、と振り返って。

ま、アレン・ギンズバーグも、ケルアックも、読んでないもんw。

(「On The Road」は本棚にはあるけど)

 

本作には当時の映像に加えて、「現在」のインタビューも入っています。

それぞれ「いい感じで歳とったなぁ」って雰囲気。(そういう人しか出てないって可能性もあるけど)

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歳は取ってるけどねw。(超絶カッコよかったサム・シェパードが…)

 

しかしヤッパリここでも存在感を発揮してるのは…。

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…と来て、このレヴューを読むとひっくり返ります。

バリバリ「ネタバレ」なんで、ご注意。(映画見る人は見てから読んだほうがいいです)

 

<Kenta’s...Nothing But Pop!>

https://kenta45rpm.com/2019/06/13/rolling-thunder-revue-a-bob-dylan-story-by-martin-scorsese-netflix/?fbclid=IwAR35nbVyzAgGI4cHUGum1XQ6y2f7HuU82SRnbuD9vDahPLkhneLzkTNOquA

 

「フォーク文化」おそるべし!

ディランもスコセッシも「若けぇ」よ!

どこまで信じて良いのやらw。

 

<あのツアーで残ったものなど何もない

ひとつもね

灰だけだ>

ボブ・ディラン