「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」に続く、福山雅治主演<ガリレオ>シリーズの映画第3弾。
配信レンタルで妻と観ました。
かつて「完全黙秘」で少女殺害事件の嫌疑を免れた男。
その男が、ある小さな町の定食屋の娘の殺害容疑に浮上する。
男が町に戻ってくることで、不穏な雰囲気が町の人々に漂うが、町で行われたパレードの日、男は不審死を遂げる。
娘の両親、町の人々、娘の歌の師匠等、動機を持つ人々が浮かび上がり、かつての少女殺害事件を解決できなかった草薙は抱えていた悔恨の想いに向き合うことになる…
話としてはこんなところでしょうか。
原作は読んでるんですが、
「<オリエント急行殺人>展開だっけ?」
くらいの印象しか残ってなかったんですが、映画を観てるうちに、
「ああ〜、そうだった。こんな感じ、こんな感じ」
と記憶がズルズル戻ってくる感じw。
いや、面白かったんですけどね。
シリーズの映画としては、残念ながら「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」には及ばなかったかな。
ドラマチックさでは「容疑者X」、映画としての雰囲気では「方程式」、そのどちらにもチョットずつ及ばない印象です。
面白くないわけじゃないので、シリーズが好きな人は観ても問題ないレベルとは思います。
ドラマ版の時は福山雅治と柴咲コウの<恋愛>匂わせがありましたが、本作ではホボなし。
ただ今見ると、その方がスッキリと楽しめるように思えます。
…ってコレは、歳取って「恋愛」要素への興味が減退しちゃった、こっちの勝手な都合かもしんないけどw。
さて、シリーズ続編はあるのか?
東野圭吾さん次第でしょうかw。
オリジナルで勝負する気は製作陣にはなさそうですので。
それはそれで「正解」でしょうがね。
#映画感想文
#沈黙のパレード
#東野圭吾
#福山雅治
#ガリレオ