鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

個人的には「引きこもり」路線かなw。:読書録「定年後の日本人は世界一の楽園を生きる」

・定年後の日本人は世界一の楽園を生きる
著者:佐藤優
出版:Hanada新書(Kindle版)

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「Hanada新書かぁ〜」
とは思ったんですけどねw。
まあでもラスプーチン佐藤さんの「定年後ライフ」について聞いてみたいなと思いまして。

 

(Amazon)
知の巨人が、たどり着いた人生の最終結論
佐藤優が「定年後に特化した知の技法」をはじめて完全伝授。
「定年後が人生で一番楽しい」が手に入る!


定年後に「遅すぎる」は一切ない!
人生は晩年こそが華である!


「還暦を迎えた人たちがどんな心構えを持ち現実的にどう対応すべきなのか?
人生の最終コーナーを回って自分のゴールを達成するためには、何が必要なのか?
嫌いな人たちにまで交友範囲を広げて、それを維持する必要はない。
残された人生の時間を、ストレスなく生きることに集中すべきなのだ。
本書は、私のこれまでの人生の集大成だと考えている――佐藤優」


【目次】
まえがき 「自分が本当に幸せだ」と感じる条件が揃う日本
第一章 定年後のマインド「リセット」
第二章 定年後のおカネ
第三章 定年後の勉強
第四章 定年後の仕事
第五章 定年後の交友関係
第六章 定年後の隠れ家
第七章 定年後の家族関係
第八章 定年後の恋愛・趣味・健康
あとがき 他人と比較してものを考えるのは致命的な習慣


読んでみると目新しいものはないっていうか、どちらかというと保守的かな。
起業はしない投資はしない。
人間関係は家族中心で整理をする。
佐藤さんらしいのは、大学時代の卒論を見直して研究を続けて、その続編を書くなんていうところですかね。
いや〜、そこはどうかなってのはあるけどw。


僕自身について言うと、佐藤さんの言うタイプの中で言うと「引きこもり型」ですかね。
まあいつからなるかわからないけれども、どちらかというとそういう方向性に入るんじゃないかなと思います。
大阪と松山の 2拠点生活っていうのもありえると思うんですが、まあ母親の状況とかにもよりますかね。
長期的スパンで見ると大きいのは自動運転車。
やっぱりあと 10年経った時に車の運転っていうのは結構しんどそうな気もするんですよ。
個人的には目のこともあるので。


というわけで、まあ目新しくはないにしても、僕のようにチャレンジングな方向じゃなくて、漠然と「静かな生活」を考えてる人間には立ち位置を考える参考にはなるんじゃないかな。
介護制度なんかへの言及もあって、目配りはされている感じ。(もちろん実際に使う場合はもっと詳しい説明が必要になるけど)
「世界一の楽園」っていうのは医療や介護、年金制度なんかの制度面の充実や、社会の安定を背景におっしゃってます。
僕らはまあ、なんとか…かな。
その先がどうなるかにはチョット自信ないけど。
佐藤さんはITとかネットに対してネガティブでもないので、そういう意味でも感覚的にはフィットします。
研究とかはせんけどねw。


あとはAIとか自動運転とか、あるいはロボットなんかがどんな感じで生活の中に入ってくるか、かなぁ。
10年前に思ってたよりは自動運転なんかはペースが遅いんだけど、こっからは早いような気もするし。
一番重要なのはそういう変化スピードに振り落とされないようにすることかもしれません。
いつまでついていけるかなぁ。


#読書感想文
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#定年後の日本人は世界一の楽園を生きる