鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

本編の内容、忘れてました:読書録「魔力の胎動」

・魔力の胎動

著者:東野圭吾

出版:角川書店

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GWに映画が公開される「ラプラスの魔女」の続編で前日譚。

東野圭吾はやっぱり映画化されるらしい「マスカレード・ホテル」も同じように続編&前日譚を書いてるんですよね。商売狙い?…するには売れっ子過ぎますがw。

 

でも「ラプラスの魔女」。

全然覚えてませんでした。

映画化の情報を知って、ネットで「ネタバレ」読んで、「おお、そんな話やったな〜」と思い出したくらい。

本作を読むにあたっても「ネタバレ」の知識がベースになってる感じですw。

 

でも実はこっちの方が面白い印象があるんですよね。

物理法則を素早く正確に予見できる少女。

このネタを方が本作では「使い切ってる」感があります。

背景説明が要らないことに加え、「連作短編」って言うスタイルが良い。

「ガリレオ」もそうですが、東野圭吾の推理小説は「短編の方がイイ」と言うのが、僕の見立てです。

 

このパターンなら続編を読みたいんですが、シリーズとしては「悪魔」との対決の方がありますからね〜。

コレを読んじゃうと、ちょっと微妙な感じがするな〜、そっちの展開はw。