・魔力の胎動
著者:東野圭吾
出版:角川書店
GWに映画が公開される「ラプラスの魔女」の続編で前日譚。
東野圭吾はやっぱり映画化されるらしい「マスカレード・ホテル」も同じように続編&前日譚を書いてるんですよね。商売狙い?…するには売れっ子過ぎますがw。
でも「ラプラスの魔女」。
全然覚えてませんでした。
映画化の情報を知って、ネットで「ネタバレ」読んで、「おお、そんな話やったな〜」と思い出したくらい。
本作を読むにあたっても「ネタバレ」の知識がベースになってる感じですw。
でも実はこっちの方が面白い印象があるんですよね。
物理法則を素早く正確に予見できる少女。
このネタを方が本作では「使い切ってる」感があります。
背景説明が要らないことに加え、「連作短編」って言うスタイルが良い。
「ガリレオ」もそうですが、東野圭吾の推理小説は「短編の方がイイ」と言うのが、僕の見立てです。
このパターンなら続編を読みたいんですが、シリーズとしては「悪魔」との対決の方がありますからね〜。
コレを読んじゃうと、ちょっと微妙な感じがするな〜、そっちの展開はw。