家庭の不幸で途中降板したザック・スナイダーの構想でのディレクターカット版「ジャスティス・リーグ」。
4時間超ですw。
しかし「アベンジャーズ」のインフィニティ/エンドゲームが合わせて5時間40分強だったことを考えると、「長過ぎる」ってこともないかな。
観てて、全然退屈しなかったしw。
前作でスーパーマンが死に、エイリアンが地球侵略を狙っていることを知ったバッドマンとワンダーウーマンが仲間(ジャスティス・リーグ)を集め、スーパーマンを復活させ、エイリアンと対決する
…という基本的な流れは劇場公開版と同じ。(直接対決するステッペンウルフのボスとして「ダークサイド」が登場するあたりが構図的には大きく違いますかね)
ただトーンは全然違ってて、全体的に抑えた色調で、神話的な趣さえもあるシリアスな展開をするところが、「ザック・スナイダー!」って感じですw。
個人的には劇場版のユーモアも嫌いじゃないんですが(ラストのフラッシュvsスーパーマンとか)、
「どっちがいい?」
と言われたら、迷わずスナイダーカットですな、こりゃ。
エピローグではジョーカーも登場し、無茶苦茶ダークな雰囲気になります。
もうスナイダー設定での続編が作られる予定はないので、ここら辺はスナイダー自身が明け透けに語ってくれてますが、作られてたら相当に重い展開になったのでは、と。
<ダークサイドが地球に降り立ち…幻の『ジャスティス・リーグ』続編構想、ザック・スナイダーが明かす>
inematoday.jp/news/N0123664.amp.html
でもまあ、「ダークナイト」は結構「サノス」に被るところあるしw、「歴史改変」はエンドゲームでもやられてますしね。
作られることはないかな?
そこまで重いヒーロー映画って観たいか?
…ってのもありますしねぇw。
個々のキャラクターの深掘り路線に切り替えたDCの戦略は正解かも。
とはいえ、スナイダー版のDC作品、まだ観てみたい気持ちもあります。
希望は「スーパーマン」かなぁ。
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