鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

圧倒的な<絵>の力!…でも話はここからw:映画評「DUNE 砂の惑星 part one」

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「DUNE」。

映画館で観たかったんですけどね〜。

いや、観るべきでした。

f:id:aso4045:20220206094122j:image


僕はヴィルヌーヴ作品は「ボーダーライン」「メッセージ」「ブレードランナー2049」を観てますが、とにかく「絵を見せる」力は頭抜けています。

SF作品である「メッセージ」「ブレードランナー2049」なんかだと、現実には存在しない想像上のデザイン物やクリーチャーを、とにかく圧倒的なリアリティで観客に提示してきます。

まあ、それを「見せる/魅せる」演出がある分、上映時間が長くなっちゃうってのはあるんですけど。

本作なんか、2時間半あって、それでも話は半分やもんなぁ〜。

(part twoの製作が決まって良かったですけど、ここで打ち切りになってたら「なんのこっちゃねん」です)

 


この作品の場合、リンチ版と比較されるのはやむを得ないでしょうが、ちょっと比較するのがはばかれるくらい、ヴィルヌーヴ版の出来はいいです。

「絵」は本当に圧倒的だし、キャスティングもハマっている。

アクションなんかも、「引き」が多くて凝ったカメラワークを使うわけじゃないんだけど、カッコよく見せる腕があるのは「ボーダーライン」でも証明済み。

ダンカン(ジェイソン・モモア)の帝国との戦闘シーンには痺れました。

欠点はまあ、「長い」っちゅうとこですかね〜。

(僕は割とリンチ版も好きなんですけど。スティングも怪演してるしw)

f:id:aso4045:20220206094133j:image


part twoは来年かぁ。

ほんと楽しみ。

それまで、原作を読み返そうかなぁ。

 


#映画感想文

#dune

#ドゥニ_ヴィルヌーヴ