鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

さらばアーク・ロイヤル:読書録「女王陛下の航宙艦3」

・女王陛下の航宙艦3  トラファルガー特命司令

著者:クリストファー・ナトール  訳:月岡小穂

出版:ハヤカワ文庫(Kindle版)

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待望の3巻。三部作完結編です。

突如の異星人の襲来に立ち向かう旧式の航宙艦(アーク・ロイヤル)の奮闘、

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/06/28/175141

一転して、異星人の星系を、アーク・ロイヤルを中心に攻撃するが…

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/09/08/100136

…と来て、最終巻では異星人との平和交渉そして地球人同士の暗闘と、政治色の強い話となります。

ま、最後は派手な戦闘シーンになるんですけどねw。

 

個人的にお気に入りの不倫カップルは…

まあ、こういうラストしかないかなぁ。ちょっと寂しい。

その分、若い王子の方が自分の道を歩んでいきそうなのは、いい感じですが。

 

しかしこの作者、宇宙戦艦ヤマト、知ってるのかしらん?

ラストはなんかチョットそこら辺を思い出させました。

スミスは沖田に比べりゃ随分人間臭くて、僕はこちらの方が好きですけどねw。

 

アーク・ロイヤルの物語は終わりますが、シリーズはまだ続くようです。

読むかどうかは分かりませんが、この三部作が僕を十分に楽しませてくれたのは確か。

続きも翻訳してくれるといいなぁと思ってます。