鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

良書の紹介本として:読書録「50歳からの孤独入門」

・50歳からの孤独入門

著者:齋藤学

出版:朝日新書(Kindle版)

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いやぁ、こう言うの読むの控えとこうと思ってたトコだったんですけどねぇw。

佐藤優さんの記事か何かでチョット触れられてて、つい…。

齋藤学さんの作品を読むのは随分と久しぶりです。(嫌いじゃないんですが、山ほど作品が出てるので、フォローしきれませんからw)

 

「孤独入門」ってありますけど、特段「孤独」に焦点を当てた本でもないかな、と。

「50歳過ぎたら、無理して友達作らなくてもいい」

…ってくらいです。(その流れでSNSについてネガティブなコメントされてますが)

ま、そう言う具体的なとこより、「心構え」や「考え方」の方がメインかなぁ。

<第5章 最後の恋を夢見ない>

あたり、「自戒」としてしっかり読ませていただきましたw。「定年オヤジ改造計画」あたりにもその手の「指摘」がありましたね。

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/09/08/211341

(個人的にはそこまで「モテ」志向じゃなかったと思うんですが、これを「自意識」と置き換えると、注意すべき点が…)

 

齋藤さんのスタイルとして、自分の考えを滔々と述べると言うより、古典や歴史上の人物の発言、事績なんかを紹介しつつ、論を展開するようなところがあります。

そう言う意味じゃ、「紹介本」としては適しているw。

<第6章 喪失の悲しみ、そして自らの死への覚悟>

なんかはジックリ読まされ、何冊かAmazonでポチッと。

いや、これ以上、積読増やしてどうすんのってのはあるんですけどねw。

 

まあ、同感できないとこもありますが(そうは言っても、齋藤学さんは「成功者」でしょう)、成功者の自慢話を聞かされるような本ではないですかね。

もちろん、ちょっとそういう気配がないでもないですが、それをアジャストできるくらいの年齢には僕もなってる、と言うことでw。