鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

涙もろくなったなぁ:読書録「しっぽのカルテ」

・しっぽのカルテ
著者:村山由佳 ナレーター:斉藤範子
出版:集英社(audible版)

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最初は評判の「PRIZE」を聴くつもりだったんですけどね。
検索して横にあったコッチの方をつい…
絶対、泣かされるやん。
…予想通りでした。

 

(ChatGPT)
作品概要
直木賞作家・村山由佳さんによる、信州の森の中の動物病院「エルザ動物クリニック」を舞台にした“動物病院ストーリー”。腕は確かなのにぶっきらぼうで少し抜けている院長・北川梓と、看護師2人、受付兼事務のスタッフたちが、ペットから野生動物まで日々運び込まれる命と向き合います。
焦点は「助ける」だけじゃなく、看取りや飼い主の責任、そして人の人生に深く結びついた動物たちの存在そのもの。泣かせに来るというより、静かに“命の扱い”を考えさせるタイプの物語です。


あらすじ
舞台は、信州の美しい木立に囲まれた「エルザ動物クリニック」。ある日、建築職人の青年・土屋が、瀕死の野良猫の子猫を抱えて病院に駆け込み、物語が動き出します。
第一話 天国の名前
第二話 それは奇跡でなく
第三話 幸せの青い鳥
第四話 ウサギたち
第五話 見る者

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基本的には動物を助ける話。
動物を助けながらその飼い主や周りの人にも影響を与えていくというストーリーになっています。
一話目は死にかけていた野良の子猫を助け、二話目では心臓疾患のある老人が飼っている老犬の緩和ケアが取り扱われます。
一番泣いたのはこの二話目かな。


ただそこで終わらないのがこの作者。
それ以降、モラハラ・DV男の話や母親による虐待、そして地方にある根強いジェンダー差別の問題なんかをストーリーの中に組み込んできます。
読みどころはそっちの方かもしれませんね、この作品の場合。
まあ僕は動物に泣かされましたけど。


結構いいキャラクターなんで続編も読んでみたいような気はしますが、話としては一通りオチまでついている形になっています。
主人公の過去も明らかになっていますし。
続編あってもいいけど、まあこれはこれでまとまってていいのかな。
村山さんはいろんな話、書きたいでしょうしね。


動物好きにはおすすめの一作です。


#読書感想文
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