鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

3時間。体感は長くないけど、中座して見逃さないように、尿意のコントロールは大事。;映画評「国宝」

妻の希望で、レイトショーで見てきました。
8時15分の会で終わりが11時半近く。
エグゼクティブ・シートは満席で、この回の入りとしては大したものじゃないでしょうか。
正直、妻に誘われなければチョイスしない映画なんですけど、これは観て良かったです。
妻に感謝!

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(映画.com)
李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた人間ドラマ。

任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独となってしまう。喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼を引き取り、喜久雄は思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことに。喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる。

主人公・喜久雄を吉沢亮、喜久雄の生涯のライバルとなる俊介を横浜流星、喜久雄を引き取る歌舞伎役者・半二郎を渡辺謙、半二郎の妻・幸子を寺島しのぶ、喜久雄の恋人・春江を高畑充希が演じた。脚本を「サマー・ウォーズ」の奥寺佐渡子、撮影をカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」を手がけたソフィアン・エル・ファニ、美術を「キル・ビル」の種田陽平が担当した。2025年・第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門出品。

 

事前情報は予告編くらい。
あと「3時間近くある(上映時間175分)ので、途中でトイレに行きたくならないように、尿意の調整が大事」と言うネット情報もw。
これはまあマジで、僕も4時間前から水分断ちして臨みました。
心の中では、
「とはいえ、トイレに行きたくなったら、あんまり興味のない歌舞伎のシーンで抜ければいいかな?」
くらいに思ってたんですけど、この映画の場合、「歌舞伎」の舞台のシーンこそが見どころなんですよね。
別に独白とかがあるわけでもなく、ただ歌舞伎が演じられるだけなんですけど、そこでこそもっとも心が動かされるという…


連獅子
二人道成寺
曽根崎心中
鷺娘


中でも「曽根崎心中」。
2回演じられるんですが、2回とも心揺さぶられまくりでした。
舞台の事前情報は特にいらないと思うんですけど、「曽根崎心中」は事前にシーンの意味を知ってるとより感動が深まるかも。
ま、僕は見た後に勉強したんですけどw。

 

血と才能を象徴する二人(吉沢亮と横浜流星)のライバル物語。
なんなら一人の女性(高畑充希)を巡ってのドロドロ展開…

 

とか思ってたら、全然違いました。
良い意味で。
いや、ライバルはライバルなんだけどさ。
でも繋がりは深い。
曽根崎心中なんかもう、二人の…(自粛)

 

これを見て歌舞伎に興味を持って
…とは僕の場合は行かないんですけど(そこまで手を広げる余地がないw)、それでもその美しさを改めて再認識させられる映画ではあります。
いや、もう、エンタメに振り切ってる映画でもあるんですけどねw。
退屈はしないので、今日みああればぜひ劇場で観るべきかと。
ただし「尿意」にはご注意、ご注意

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国宝
吉沢亮
横浜流星
渡辺謙