鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

AIではこのドラマは生まれない:映画評「ソンブ 二人の棋士」

どうも撮影終了後に弟子役だった役者さんが薬物使用で捕まって公開延期になってたみたいです。
色々あったようですが、数年後に公開。
いやぁ、お蔵入りにならなくて良かった。
むっちゃイイ映画ですもん。

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(ChatGPT)
本作は、1980年代前半に実在した囲碁棋士チョ・フンヒョン(趙薰鉉)とその弟子イ・チャンホ(李昌鎬)の師弟関係と、やがて互いにライバルとして対峙するまでのドラマを描いたヒューマンドラマです。監督はキム・ヒョンジュ、主演はチョ・フンヒョン役のイ・ビョンホンと、弟子役のユ・アイン(少年時代はキム・ガンフン)が演じています 。

 

あらすじ
1. 凱旋帰国と出会い
世界チャンピオンとなったチョ・フンヒョンは、1980年代前半に韓国へ凱旋帰国します。その折、地方で指導碁をしていた際、ハンデ付きで勝負を挑む有望な少年イ・チャンホと出会いました 。
2. 師弟関係の形成
少年の強さに驚いたチョ・フンヒョンは、自ら対局して逆転勝利を果たします。その後、チャンホに「囲碁の宿題」を出し、解けたら再戦を約束。こうして二人は正式に師匠と弟子の関係を築いていきます 。
3. 成長と確執
若き日のチャンホは師匠の下で急速に実力を伸ばし、国内外のタイトルを次々と獲得。やがて師匠を追い越すほどの実力を得るに至り、師弟の間には微妙な確執と互いへの尊敬が交錯します 。
4. 熱きライバル対決
キャリアのピークで再びチョ・フンヒョンとチャンホが碁盤を挟んで対決。勝負の世界での一瞬一瞬が映し出され、技術と精神力をかけた手に汗握る攻防が繰り広げられます 。
5. 師弟から宿敵へ、そして未来へ
最終的な対局を経て、二人は師弟の枠を超えた真のライバルとなります。勝利の歓喜と敗北の苦渋、そして碁が紡ぐ絆と決別――その先にあるものは何かを観客に問いかける結末が待っています

 

まあ囲碁版「ハスラー2」?
天才的な弟子を育て、その弟子が自分を破ったことに衝撃を受け、挫けそうになる。
その挫折からの立ち直りが1番の見どころでしょう。


勝った弟子には師匠への尊敬の想いがずっとあり、そのことが分かっているからこそ、師匠としての葛藤も深くなる。


「お前は自慢の弟子だった
常に私の誇りだった」


自立して住み込みから出ていく弟子への一言にグッと来ました。


映像がシャープで、「囲碁」と言うわかりにくい競技をカッコよく見せてくれます。
傲慢でありながら、柔軟さもあり、挫折する繊細さも持ちながら、芯には強くて熱い想いを持っている。
そんな主人公をイ・ビョンホンが演じます。
いやあ、カッコいいっす。


勝ち負けで言えば、囲碁も将棋もAIには敵わなくなっている。
でも我々が見たいのは。単なる勝ち負けじゃないんだ。
そのことを改めて教えてくれる作品です。
見てても、どっちがどう勝ってるか、全然分かんないけど、面白いんだから!


#映画感想文
#ソンブ二人の棋士
#イビョンホン