<マクガフィン>
マクガフィン (MacGuffin, McGuffin) とは、小説や映画などのフィクション作品におけるプロット・デバイスの一つであり、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる。(中略)
なぜそれらを登場人物は追い求めるのか、作品内ではほとんど、あるいは全く説明がなされないことが多い。マクガフィンはあくまで登場人物の動機付けに用いられるため、内容そのものは重要ではないことから、他のものに置き換えてもストーリーが成立する。またマクガフィンは通常、物語の序盤で言及され、物語のクライマックスで再登場するものの、その重要性が徐々に低下して最後にはその存在が忘れられることも多い。(ウィキペディア)
前シリーズもどうでしたが、本シリーズもそう。
第3シリーズの製作が発表されてますが、多分そこでもそうなんでしょうね。
「世界を滅亡から救う」
でもメインのストーリーは、キャラたちの関係性であり、家族の問題であり、それらから生じるスラップスティックw。
前シリーズでは、家族間の関係性にミステリアスなところがあったし、「隠された秘密」なんかもあったんで、割とダークな雰囲気もあったんですが、そこら辺がだいぶクリアされた本シリーズではシリアスなトーンが後退して、スラップスティック色が強く出ています。
いやぁ、楽しかったっす。(相変わらず音楽のセンスもいい!)
もちろん時間改変のために「60年代」に飛んだ…と言う設定には意味もあって、人種差別やLGBTQ等、現代にも通じるテーマもフォローされてて、「単なるお馬鹿映画じゃねぇよ」って気概みたいなもんも感じますけどね。
なんたって、製作されたのは大統領選の最中ですから。
とりあえずの「オチ」はつけて、ラストはびっくりの「クリフハンガー」。
次シリーズの製作が決まってよかったです。
ここで放り出されたら、フラストレーション、溜まりそう。
本シリーズで「おいしい役どころ」だった人物の活躍も期待できそうですしねw。
(惜しむらくはチャチャ(メアリー・J・ブライジ)が登場しないこと。ヘイゼルの「物語」は納得でしたが。
シーズン3での再登場。
ないかな?)