・世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
著者:津川友介
出版:東洋経済新報社
大阪に転居して家族と一緒に住むようになったのを契機に、ダイエットや食事の仕方を見直そうと思い、参考に購入。
勝間和代さんのブログで紹介されてましてねw。
金沢では「緩い糖質制限ダイエット」をしてたんですが、コンビニ&スーパーのお惣菜+簡単な自炊だと、まあ自分勝手にコントロール出来ますが(暴走もするけどw)、育ち盛りの子どもと一緒だとなかなか…。
加えて、ちょっと体調的にも思うところがあって、見直しをしたかったってのがあります。
本書の結論は(題名通り)「シンプル」。
<健康に良い食品>
①魚、②野菜と果物(フルーツジュースとじゃがいもは含まない)、③茶色い炭水化物、④オリーブオイル、⑤ナッツ類
<健康に悪い食品>
①赤い肉(牛肉や豚肉のこと。鶏肉は含まない)、②白い炭水化物、③バターなどの飽和脂肪酸
…まあ、そうだよねw。
炭水化物の話なんかは「糖質制限ダイエット」にも通じるところもあります。(他に何を食べるか…が違います)
そう言う意味では本書の内容はダイエットや健康食に興味がある人ならある程度は「そ〜だよね〜」と言うもの。
本書の特徴は、それを科学的エビデンスで根拠づけることで、「逃げ道」をなくすことかなw。
「炭水化物を食べなきゃ、肉は食べ放題」
…ってな上手い話はありませんぜ、ってことです。
個人的には「ご飯」の扱いかな〜。
食べなきゃいいんだけど、ちょっとそこら辺に(別の事情で)迷いがあってね。
「玄米」に変えればいいんだけど、自分だけってわけにはいかんでしょう。
ここは「夕食は少量のご飯。それ以外は白い炭水化物を避ける」と言う線でしょうか。
朝はパン食が多いんですが、僕のパンは全粒粉で行こうか、と。
もう一つは「塩分」。
家の方は注意してくれてるので、むしろ外食でのコントロールですね。アプリで食事チェックしながら、注意する方向かな。
題名が「煽り」色が強いけど、中は相当にマトモな一冊。
マトモ過ぎて、知識がある人には読む意味もないかもしれませんがw、僕みたいに意志が弱い人には、自己チェックとして役に立つ作品でもあるかな、と。
さ〜て、ダークチョコレートを買って帰るかな。