鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

実際的「教養」という意味での「哲学」の整理:読書録「武器になる哲学」

・武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 著者:山口周 出版:KADOKAWA(Kindle版) 山口さんの作品は、結構面白く僕は読ませてもらってるんですよね。 <世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「…

ストーリーは「まあ、こんなモンだよね〜」だけど:映画評「アクアマン」

予定してた飲み会が流れてしまったので、気になってたこちらを。 (「ボヘミアン・ラプソディ」は時間が合わなくて) 「アクアマン」 物語は全体的に「予想の範囲」。 ネタが「アーサー王」なのは名付けにも出てるし、母親を巡る「サプライズ」も、全然サプラ…

ここら辺が迷うところ…。

病院の定期健診の待ち時間に読んだブログ・記事2本。 <私たちは本を"消費"しているのだろうか> https://note.mu/inuro/n/n392b197a9a67 <MusicFMを使っている高校生が大人になっていく。> https://note.mu/mihiro_blue/n/n8da9b360405a 僕自身のスタンスはある程度、あるんですが(「本」に関しては上記記事に</musicfmを使っている高校生が大人になっていく。>…

子供たちが写真編集を使いこなしている。

週末の神戸散策は、子供たちが初めて自分のスマホを持って外出する機会でもありました。 で、もちろんバシバシ写真を撮りまくってたんですが、こっちがどーこー言う前に、編集機能も勝手にドンドン使うようになってました。 <息子> <娘> 「自然さ」って言う…

神戸、ブラブラ。

娘の誕生日と中学合格祝いを兼ねて、神戸をブラつきました。 「BE KOBE」は工事中w。 夜はフレンチでお祝い。 子供たちも、コースで食べれるようになりましたな〜。

軽そうなノリで、意外と深い:読書録「セルフ・クラフト・ワールド01」

・セルフ・クラフト・ワールド01 著者:芝村裕吏 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 「ゲーム」を題材にした小説を息子が好きらしいので、読んでみた作品。 オープンワールドのゲームでNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が語り手になってる話で、彼女とプレ…

なんか唐突なラストって気もせんでもないけど:読書録「円環宇宙の戦士少女」

・円環宇宙の戦士少女 著者:クローディア・グレイ 訳:中原尚哉 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 表紙が目について、思わず買っちゃった作品w。 ラノベじゃないけど、テイストとしてはちょっと近いとこあるかな? 地球と戦う植民惑星の戦士少女が、30年間閉じ…

一緒に学んで行く必要性を早速痛感しています。

先日ブログに書いた通り、遂に子供達にスマホを持たせました。 フィルタリングをガチガチにして、Appleのファミリー共有で課金や買い物も親(僕)の了解がなければ出来ないようにし、使える時間帯も家のルールで決めるだけじゃなくて、デバイス機能で制限… …

デストピアではない「少し先の未来」:読書録「東京の子」

・東京の子 著者:藤井太洋 出版:角川書店(Kindle版) 「ハロー・ワールド」で描かれた「少し先の未来」が面白かった藤井太洋氏の新作。 <読書録:ハロー・ワールド> http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/11/02/114530 東京オリンピック後の、デスト…

父の一周忌。

土日の弾丸帰省で、父の一周忌に。 父の生家の庭で梅が咲いています。 そういう季節だったんですね。 一年前の記憶はないけど…。 なんやかや、色々あった一年でした。

中華風ファンタジー・ミステリー:読書録「薬屋のひとりごと1・2」

・薬屋のひとりごと 1 ・薬屋のひとりごと 2 著者:日向夏 出版:ヒーロー文庫(Kindle版) この作品は息子がコミックで先に購入してきたもの。 なかなか面白かったので、原作の方も読んでみました。 「ラノベを読もう」運動の中でも、なかなかレベルの高い…

予想とは違いました:読書録「勝間式超コントロール思考」

・勝間式超コントロール思考 著者:勝間和代 出版:アチーブメント出版 最近、勝間さんのブログ<勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ>が面白くなってるんですよね。 まあ、本当に「マニアックな話」で、ガジェットやら、IT機器のセッティン…

読むべき本/読ませたほうが良い本:読書録「ファクトフルネス」

・FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 著者:ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド 訳:上杉周作、関美和 出版:日経BP社 <「名作中の名作。 世界を正しく見るために欠かせない一冊…

アナログレコード趣味は(今のとこ)ないです:村上RADIO第4弾

「犬の漫才師」も第4弾。 結構なペースですなw。 連休明けの出勤中にダラ~っと聴きました。 割としっかりとしたオンエアの様子がこっちにアップされてます。 https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/ 過去の放送回もアップされてます(今、気がついたw)。 イン…

ついにスマホを…

色々考えたんですが、娘の中学入学を機に、子供達にスマホを渡すことにしました。 1番の理由は「災害等の発生時の連絡手段」ですね。 去年の地震・台風で、スマホなしでの連絡を取るのが如何に難しくなってるかを痛感しました。 (公衆電話とか、もはや絶滅危…

アディオス…:映画評「ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブ・アディオス」

あのBVSCの最後のツアーのドキュメンタリー。 …と言うより、前半は前作の振り返り、後半は米国との国交正常化の動き(またゴタゴタしてるけど)を踏まえながら、メンバーの「その後」で、ツアーはチョコっとって感じですかね。 「ブエナ・ビスタ・ソーシャル・…

なんかモタモタしてる感じが…:読書録「掟上今日子の推薦文」

・掟上今日子の推薦文 著者:西尾維新 出版:講談社文庫(Kindle版) 忘却探偵シリーズ第2作。 このシリーズは文庫になった時に読もうと思ってるので、このタイミングで、となりました。 http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/07/21/183715 タマタマ個人…

(覚え)政治評論も変わっていかないと…

田原総一朗さんと橋下徹さんの対談記事。 いやぁ、これは面白かったです。 <橋下徹「難しいで逃げちゃダメなんです」 田原総一朗に意見> https://dot.asahi.com/wa/2019013000030.html 個人的には「どちらが正しい」ってのはないんですけど、田原さんのスタ…

筒井さんの言う通り:読書録「涼宮ハルヒの溜息」「涼宮ハルヒの退屈」「涼宮ハルヒの消失」

・涼宮ハルヒの溜息 ・涼宮ハルヒの退屈 ・涼宮ハルヒの消失 著者:谷川流 出版:角川スニーカー文庫(Kindle版) 筒井康隆によれば、シリーズ最高傑作は「涼宮ハルヒの消失」。 ただしそのスゴさを理解するには「消失」を読むだけじゃダメで、先行作も順番に…

僕の読書のピークは質量ともに80年代まで…かな?:読書録「日本の同時代小説」

・日本の同時代小説 著者:斎藤美奈子 出版:岩波新書 「純文学とは何か」を読んで、「で、結局何なん?」と放り出されちゃった恨みってわけでもありませんがw、60年代以降の「現代小説(同時代小説)」を概覧する<同時代文学史>として、読んでみました。 …

この二人はジュマンジにも出てましたね:映画評「セントラル・インテリジェンス」

東京出張の帰りの新幹線で視聴。 何かのときに気になって、prime VideoでDLしてたのを思い出して。 「セントラル・インテリジェンス」 高校時代、デブでイジメられっ子だった少年が、自分を鍛え直して、CIAエージェントになって… って話。 CGかメイクで「デ…

追悼に…:読書録「たとえ世界が終わっても」

・たとえ世界が終わっても その先の日本を生きる君たちへ 著者:橋本治 出版:集英社新書(Kindle版) 逝去の報を聞いて、 「何か読みたいな」 と思ったんですよね。 「桃尻娘」もいいかなとも思ったんですが、まあ古すぎるだろう…と17年2月出版のコレに。 作…