鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

中華風ファンタジー・ミステリー:読書録「薬屋のひとりごと1・2」

・薬屋のひとりごと 1

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・薬屋のひとりごと 2

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著者:日向夏

出版:ヒーロー文庫(Kindle版)


この作品は息子がコミックで先に購入してきたもの。

なかなか面白かったので、原作の方も読んでみました。

「ラノベを読もう」運動の中でも、なかなかレベルの高い作品でしたw。


舞台は中華風の異世界の後宮。

華やかな妃たちと侍女、宦官が跋扈する世界の中で、医学知識を持った下女が…

という話なんですが、基本はミステリー。

ちょっとした事件が次から次に出てくるんですが、その裏には大きな陰謀があって…という構図になっています。


コミックは3巻まで出てるんですが、多分、4巻分がこの原作では1巻にあたります。

それだけ原作の方はスピーディーに展開しながらも、内容的には詰まっている。

割と一気に1・2巻を読んじゃいました。


(いや、正確には「聞いちゃいました」ですね。

「ラノベを読もう」運動で選んだ本は、基本的にスマホの「読み上げ機能」で聞いてますから。

中華風の名前とかは確かに「読み上げ機能」ではフォローしきれないんですが、そこらへんは「チラ見」と「脳内補完」で特に気にはならなかったです)


この1・2巻である程度話としてはまとまっている感じ。

美貌の「宦官」(?)とヒロインの恋模様「らしき」展開(かなり笑える)は続きますが、あんまりそこに興味はないしな~。

 

僕の方はこれでひと段落。

子供達が続きを読むなら、付き合うかもしれません。