・薬屋のひとりごと 1
・薬屋のひとりごと 2
著者:日向夏
出版:ヒーロー文庫(Kindle版)
この作品は息子がコミックで先に購入してきたもの。
なかなか面白かったので、原作の方も読んでみました。
「ラノベを読もう」運動の中でも、なかなかレベルの高い作品でしたw。
舞台は中華風の異世界の後宮。
華やかな妃たちと侍女、宦官が跋扈する世界の中で、医学知識を持った下女が…
という話なんですが、基本はミステリー。
ちょっとした事件が次から次に出てくるんですが、その裏には大きな陰謀があって…という構図になっています。
コミックは3巻まで出てるんですが、多分、4巻分がこの原作では1巻にあたります。
それだけ原作の方はスピーディーに展開しながらも、内容的には詰まっている。
割と一気に1・2巻を読んじゃいました。
(いや、正確には「聞いちゃいました」ですね。
「ラノベを読もう」運動で選んだ本は、基本的にスマホの「読み上げ機能」で聞いてますから。
中華風の名前とかは確かに「読み上げ機能」ではフォローしきれないんですが、そこらへんは「チラ見」と「脳内補完」で特に気にはならなかったです)
この1・2巻である程度話としてはまとまっている感じ。
美貌の「宦官」(?)とヒロインの恋模様「らしき」展開(かなり笑える)は続きますが、あんまりそこに興味はないしな~。
僕の方はこれでひと段落。
子供達が続きを読むなら、付き合うかもしれません。