大学特集の東洋経済を買った時に、横にあった一冊。
この手の特集は何度も読んでるんですけどね。つい買ってしまいました。
AIと雇用と言う関係で言うならばオックスフォード大学の教授が2013年発表した論文が大きな話題になったのが1つのきっかけになってます。
それを踏まえて野村総合研究所が 2015年に分析。
「労働人口の49%がAIやロボット代替される」
と言う内容がインパクトをもって受け止められました。
まあとは言え、まだその時代がやってきてると言うわけではありません。
…なんてランキング表も出てますが、「だから?」って気もしなくもないなぁ。
(ちなみにランキングトップはトヨタで、2位がソフトバンク、3位NTT、4位がホンダ、5位日産…。
東京海上HDは91位なんですが、どう考えれば良いのやら)
ただ、昨年末にメガバンクが大規模なリストラを発表して、その背景にAIの活用みたいなことがあったことが、職場に具体的に影響が現れ始めた、きっかけと見られていると言うのはあるかもしれませんね。
今回の記事でもRPAを中心に実際に仕事の現場が変わりつつあると言うことが色々と発表されています。
もっともRPAはどちらかと言うと「自動化」と言う範疇であって、ディープラーニングを使ったAIの活用とは少し違う感じもありますが。
アメリカやヨーロッパで進展しているITを使った生産性向上の取り組みが、ようやく日本にもやってきた…と言うふうに捉えた方が正確なんでしょうね、これは。
そこにAIが絡んでくる可能性ももちろんありますし。
基本的な方向性や枠組みについては新しい情報がそんなにあるわけじゃありません。
でもそんな中で今現在「何」が起きているのか、どういう技術が出てきている等々を知るには、こういう特集は役には立ちます。
それを自分の現場でどういう風に取り入れていくか…これはまた別の話になるんですが。