鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ジョージ・A・ロメロに捧ぐ…?:映画評「ザ・マミー」

「ハムナプトラ」の「リブート」ノリかと思って観に行ったんですが、アクション&コメディノリも結構強かった「ハムナプトラ」に比べると、予想以上にホラー色が強くて…。
ジャンル的には「ゾンビ映画」に近いかもw。



「ザ・マミー 呪われた砂漠の女王」


まあ、オリジナルの「ミイラ再生」のリメイク…ってことなんでしょう。
でも「砂漠の女王」となると、ハガードの「洞窟の女王」の要素も相当に入ってる感じもするんですがね。


でもって、その「女王」が本作では一番の見処かと。
「どっかで観たなぁ」
と思ってたら、「キングスメン」の殺し屋役の子ですな。ダンサー出身らしいんですが、立ち姿が綺麗で、実にいい感じなんですよ、これが。
「ハイド」のラッセル・クロウもナカナカでした。
「ダークユニバースって、マーベル便乗はどうよ」
と思ってたんだけど、ちょいとこれは期待できるかも…ですな。


ま、一番「?」な感じがあったのはトム・クルーズかもw。
主人公はチャランポランな盗人なんだけど、なんかイーサン・ハントやらジャック・リーチャーやらの印象があって、あんまりそこらへんがシックリ来なかった…と言うところです。(そう言うキャラはブレンダン・フレイザーの方があってたかも)
「これから」を考えると、そこらへんも変わってくるかもしれませんがな。


予想以上に出来のイイ作品だったのは確か。
ダークユニバース、チョット次にも期待です。