ロバート・ダウニーJrとロバート・デュバル。演技には定評のある男優の共演作。
さすがに演技は見所あり!
・・・ですが、それ以上じゃないとも言えます。
まあ全体として面白くは観れましたよ。140分をこえる作品ですが、それを見せる演技はたいしたものだし、作品としてもシッカリとした出来になってると思います。
でも「いい作品、観たな」どまりとも言えます。
後代に語りつがれる・・・とはならないし、カルトにもならんでしょうね。
残念ながら。
構成としては最後の裁判シーンがちょっと「?」。
ここで重大な「秘密」が明かされるわけですが・・・
こんなモロ「プライベート」な話をここでベラベラでいいの?
まあ一番エモーショナルなトコロではあるんですが、もうちょっとヤリヨウがあるような・・・。
(そこから「安易な」勝利・・・とならなかったところは「○」ですがね)
それにしても「ロバート・ダウニーJr」
演技力は確かなんですが、トニー・スタークといい、本作といい、「本人」と重なった役ばっかりになってきましたな。
過去にやんちゃやって、今は立ち直ってるんだけど、どっか「危うい」ところがある・・・
また、そういうのがバツグンに上手いんですよねw。
「またか」
と思いつつ、観ちゃいます。
もう、それはそれでいいんでしょうなぁ。