鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

口先だけのロバート・ダウニーJr.が好きです:映画評「キスキス、バンバン」

トニー・スタークもショーロック・ホームズも、ロバート・ダウニーJrが演じるキャラは「口が達者」。

ただこの2人はベシャリだけじゃなくて、ちゃんと「実力」もあります。

でも本作の主人公は「口だけ」w。

喧嘩じゃアッサリのされるし、好きな女性とも上手くいかず、指まで落としちゃって…

でもその「どーしょーもなさ」っぷりが好きなんですよね。

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どっかのブログ記事で紹介されてたのを読んで、Apple TVで「次に見る」にしてたのを、このお盆休みに視聴。

炎天下のベランダで、クリスマスシーズンの物語を楽しませてもらいました。

 


ブラック・ユーモア&スラップスティック・コメディ。

 


好きな人は好きだけど、ダメな人はダメでしょうねぇ。

僕はいけます。

 


どーしょーもない主人公たち。

でも終盤ではバシッと。

 


決してハッピーな話じゃないけど、筋は通してくれます。

各章がチャンドラーの小説の題名になってるんですが、パロディだけど、実はシッカリ、ハードボイルドって映画でもありました。