鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

続きを作って欲しいけど、ライカさんの話、終わらせちゃってるからなぁ。:映画評「劇場版ミステリと言う勿れ」

連続ドラマを観てた妻と娘と鑑賞。

結構、お客さん入ってました。

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「ドラマの映画化」らしい豪華なキャスティング(あの役で松坂慶子!)。

でも「ドラマ」にもあった原作へのリスペクトとウェルメイド感はチャンと維持されています。

原作の改変もされてますが、大筋では「原作通り」ですしね。

(相変わらず「おじさん」に久能くんは厳しいw。)

原作でも「広島編」は派手な話ではあるんだけど、「映画化」ってことで、それを薄っぺらな大作風に仕立てなかったところがさすが…です。

 

 


原作では「広島編」は2巻〜4巻。

…序盤だったんですな。

長めの「バスジャック編」、単話の「新幹線編」の次。

この後に「記憶喪失テロリスト」の話があって、病院での「幽霊」との遭遇があって、「ライカさん登場」。

まあ、連続ドラマに組み込むにはボリュームありすぎなんで、映画に括り出したのは正解です。

ドラマでは退場してるライカさんが出てこないのも、不自然じゃないしね。

 


さてさて、実写版の続編はあるのか、ないのか。

チョット含みのある風のラストだったからあってもおかしくないけど、なくてもまあ…。

映画がヒットしたらあるかな?

でも「ライカさん」はもういないもんなぁ。

青砥さんの過去の事件あたり、特別編とかでいかがでしょう?

 


#映画感想文

#ミステリと言う勿れ