鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ハッピーエンドじゃ終わらない:映画評「ブラック・クランズマン」

妻と二人で鑑賞。

二人だけで映画に行くのはずいぶん久しぶりだな〜。

(これからは機会も増えるかな?)

 

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「ブラック・クランズマン」

 

アカデミー賞ではチョット話題にもなってましたね。

 

<アカデミー賞:スパイク・リーを怒らせた29年前のデジャヴ>

https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20190226-00116195/

 

僕はその「グリーン・ブック」を観ようかと提案したしたんですがw、

「それならこっちの方が」

との妻のチョイスです。

 

黒人警官がKKKに潜入調査する話ですからね。

基本的にはユーモラスな話(これが実話ベースってのが、また凄いけど)。

でも、

「悪いヤツをやっつけて、見返して、ハッピー」

…みたいなオチにはならない。

物語としてはハッピーエンドっぽくても、

「現代」の<事件>に繋げることで、ラストにガツン、です。

そりゃ、「グリーン・ブック」は、これに比べりゃヌルいっしょ。(観てないから、断言は出来ませんが)

 

とは言え、映画としてはホント楽しめる内容です。

同時に人間のどーしょーもなさも痛感させられます。

 

それでもこう言う人が実在し、

それを支える人達もいて、

こんな風にその物語を世に打ち出す人がいる。

 

絶望だけがあるわけじゃない

と、思いたいところです。

 

(エンディングはプリンスのコレ。

https://open.spotify.com/track/3MyoPEPdJbaIKRyuk8zTj2?si=D_qmLQLrT_WJQ26WH4_c7A

ええっす)