鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

今のハリウッド映画の到達点(良くも悪くも):映画評「アベンジャーズ/Age of ULTRON」

台風11号の影響で三連休にもかかわらず金沢脱出できず。
ということで、映画のハシゴをさせていただきました。
基本的にはレンタルでイイかな、と思ってた作品なんですが。


1本目がこれ。



「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」


この手の映画に抵抗感がないって人なら、頭っから最後まで楽しめます。
「物語」ってのは多かれ少なかれ「波」があるんですが、本作の場合、頭っからクライマックス度が高くて、そのテンションがほとんどラストまで続きます。


もちろん突っ込みどころは満載ですよw。
もともとの原因はアイアンマンにあるわけですし、「ヴィジョン」の誕生にもアイアンマンが関与してるわけだから、全部トニー・スタークの「自作自演」じゃねぇか、とかね。
まあだいたい神様と兵士とスパイと科学者と怪物がチームになってるって設定自体、突っ込みどころですしw。
でも本作の場合、そこは言っても仕方がないところ。
それには目をつぶって楽しむのが「アベンジャーズ」です。


ま、あえて言えば、本作で「アイアンマン」「ハルク」「ソー」「ホークアイ」がアベンジャーズから抜ける感じなんだけど、ここんところの情感が今ひとつなかったってとこでしょうか。
でもどうせまた出てきますしねw。


技術から物語の作り方、金の掛け具合etc,etc、よくも悪くも今のハリウッド映画の一つの「典型」であり「頂点」が本作なんでしょうね。
それを黙って楽しむか、そこに疑念を投げかけるか。
僕は前者寄りのスタンス。
...ということですw。