動向が掴めなくなっていた「ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)」のMCU本格復帰ドラマ。
…なんですけど、もう映画やら連続ドラマやらが錯綜しすぎてて、MCUの流れがどうなってるのか、今一つピンときてないんですよねぇ…w。
「エンド・ゲーム」以降、どうやらニック・フューリーは「宇宙」に行ってた様子。
「キャプテン・マーベル」やら「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」やら、MCUでも<宇宙>は重要な舞台になってるので、ニック・フューリーもそっちで活躍中
…かと思ったら、本作冒頭でのニック・フューリーはえらい「しょぼくれ」モードw。
サミュエル・L・ジャクソンはインタビューで、
「<エンドゲーム>でアイアンマンとブラックウィドウを喪った衝撃で、ニックは壊れてしまったんだ」
みたいなことを言ってましたが(うろ覚えw)、まあそんな感じの登場でした。
物語的には、
ニックが昔からスパイとして使ってきたスクラル人の一部が、自分たちの新しい故郷の星を見つけてくれないニック・フューリーに見切りをつけて地球侵略を計画。
各国要人がスクラル人にすり替わる陰謀が進められる一方、反乱部隊のリーダーはニックが持つアベンジャーズたちのDNAの入手に動く。
アベンジャーズの力を借りずに、ニック・フューリーは事態の収集に奔走する…
ってな感じ。
ニックの奥さんが登場したり、スクラル人のアベンジャーズ化が進んだり、各国要人だけでなく<あの人>までもスクラル人にって展開もあったりで、なかなかバラエティに富んでるんですけど、じゃあ面白いかっていうと…「微妙」かなぁ。
ラストまで見たら結構満足感あるんですけどね。
もともとMCUでは「シビルウォー」が好きなんで、こういう陰謀系の地味な展開って<好物>ではあるので。
ただまあ、ニック・フューリー、しょぼくれ過ぎw。
復活するのが第5話のラストなんだもん。(全6話です)
しょぼくれは3話くらいにして、後半戦は「巻き返し」で行って欲しかったんですねぇ。
「なんでもお見通し」
のニック・フューリーがみんな見たいんだから。
ラストのオチなんか、「甘い」っちゃあ「甘い」けど、英国スパイの女性のクールさなんかはグッとくるし(元々はニックの役どころだろうとは思いますが)、まあ見て損はなかったかな。
MCUに馴染みのない人にとっては「…」かもしれないけど。
あ、でも1話での「マリア・ヒル」(コビー・スマルダーズ)の扱いは不満です。
あれはなんとかして欲しい〜!
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