三部作で一区切りついての4作目。
オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが退場して、物語は全く新しくなってます。
「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」
まあ「ジャック・スパロウ」ってのは、ホント愛すべきキャラクターですからねぇ。
彼が出てくるだけで楽しいってのはあります。
言い換えると、「ジャック・スパロウ」さえ上手く扱っていれば、多少物語がグダグダでもOK
ってこと。
2作目・3作目にもそういう傾向がありましたが、本作もご同様・・・って感じです。
前の三部作の物語上の主人公はブルームとナトレイ。スパロウは狂言回しなんだけど、あまりのキャラの立ちっぷりに主人公的役回りが与えられるようになり、その結果、物語の展開がヨレヨレになるw・・・ってのが2作目・3作目。
本作もまあ同じで、ロマンスは宣教師と人魚にあって、海賊どもはその周りでドタバタという構成。
まあでも責任感のないスパロウは冒険物語の牽引役にはなり辛いんでしょうねw。
でも魅力的なのはスパロウ。
だから彼が登場できるような物語を他でしつらえておいて、そっちは片手間で展開させながら、メインではスパロウにたっぷり遊んでもらう・・・とまあ、割り切った感があるのが本作ですw。(実際、宣教師も人魚も印象うすいし)
それでいいじゃん?
おっしゃる通り。
それで全く問題なく楽しめるのが、このシリーズです。
ペネロペ・クルスの女海賊も、実に色っぽかったですしねぇ。
続編、ありますかね?
どっちでもいいですけどねw。