・この世界の片隅に<上・中・下>
著者:こうの史代
出版:双葉社
基本的アウトラインは映画は原作を押さえています。
バッサリ切ってるのが「リンさん」とヒロインの旦那さんとのエピソード。
まあコレを入れたら尺が一層長くなる
…ってのも分かります。
ただこの背景があって、ヒロインが幼馴染に再会した時、彼が取った行動が何となく理解できるってのもあるんですけどね。
マンガはマンガとしての表現手法を、アニメはアニメとしての表現手法を追求している…と言うのも、両作には言えます。
これはこれでシミジミと読む価値のある作品かと。
(読みながら、セリフが「のん」の声で聴こえて来るようでしたw)