鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

続編、ある?:映画評「バクマン。」

「少年ジャンプ」を舞台にした漫画家物語(マンガ)を実写化した作品。
予告編なんかで、マンガ原稿が立ち上がって背景になるような斬新な演出が面白そうに思ってたところでした。



「バクマン。」


結論を言えば「面白かった」。
でも同じマンガ原作でも「ちはやふる」に比べると、残念ながら落ちるかなって感じです。
ちょっと中途半端なんですよねぇ。
「友情」「努力」「勝利」
そのジャンプイズムで苦境を乗り切りながら、それでも…
って構成は嫌いじゃないんですが、それにしてはラストがもうチョットエモーショナルでもいいような気がします。
原作全部を映像化してるようじゃないので、もしかしたら「続編」想定なんでしょうかね?
ヒロインとの「決着」なんかを考えるとあってもいいような…。ま、これはこれで完結はしてますけどね。


映像表現は確かに面白いです。
ただなんとなく、
「ちょっとおもしれぇだろう」
って意識が見えすぎかも。
作品の構成に深く踏み込んでいないところが、そういう感じになるのかも。

まあベタっちゃあ、ベタな話ですからね、実はw。