鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

宇多丸・三昧:読書録「ババァ、ノックしろよ!」「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」

・ババァ、ノックしろよ!
編:TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
出版:リトルモア


・ライムスター宇多丸の映画カウンセリング
著者:宇多丸
出版:新潮社

ライムスター宇多丸の映画カウンセリング

ライムスター宇多丸の映画カウンセリング


ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の「ムービーウォッチメン」は、Podcast配信終了後も、システムの使い勝手が無茶苦茶悪いオンデマンドでもw、なんだかんだ言いながら聞き続けている番組。
正直、これで「ライムスター」を知りましたw。


で、そのメインパーソナリティ宇多丸がらみの本、2作を続けて読みました。
まあ、どっちも「気楽な時間つぶし」には最適な本かと。


「ババァ、ノックしろよ!」は、その題名だけで大体内容が分かるというw、ウィークエンドシャッフルの人気コーナーを書籍化したもの。
何がすごいって、思春期以降、親と同居したことがない僕でさえ、
「ある、ある」
って気分になっちゃうところw。
そんでもって、今現在、我が家における妻と子供たちの関係性を見てても、「その兆し」を感じ取れるという‣…。


<母性という名の無神経、通称「母シズム」>


う〜ん、これって、人類の本能からでも発してる「何か」なのかしらん?


「映画カウンセリング」の方は、宇多丸氏の「本業」(?)である「映画評」を「人生相談」にからめてやってみるというスタイルの作品。
まあ、言ってることは「ムービーウォッチメン」同様、あれやこれや面倒くさい「おススメ評」(誉めてますw)なんですがね。


「カツラを外すタイミングがわかりません」


などという「相談」に「おススメ映画」を紹介するという、分かったような、分かんないような企画です。(ちなみにここでのおススメは「グッドフェローズ」「裸のキッス」「スーパーマン」シリーズ。レックス・ルーサーは分かりやすいですな)


「ムービーウォッチメン」好きな人は楽しめるけど、合わない人は合わないでしょうね、徹底的にw。
「ババァ、ノックしろよ!」は実にラジオ番組企画らしい楽しい作品で、結構万人向けの作品ですが。


まあ、「時間つぶし」にはおススメ。
ただし「子供」にはおススメできません。
理由は‣・・・察しがつくでしょ?w