鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

なんつうか、まあ…:映画評「ヘイトフル・エイト」

ここんとこ、タランティーノ作品は公開で観てないんですよね。
タイミングが合わないってのもあるんですが、上映時間が長すぎるってのも…。
本作も「160分」強。もともと「休憩時間」が想定されていたとのこと。
それでいて全く退屈させないのは相変わらず大したものです。


ヘイトフル・エイト


舞台の大半が「店」の中。
登場人物もメインの8人に加えても数人。
それでいてこの上映時間で、もともとは「ウルトラ・パナビジョン70」での撮影。
「なんか資本の無駄遣い?」
って観る前には思ったりしてたんだけどw、観てみたら全くそんなことないってのは、「さすがタランティーノ」。
ただ日本での興行的にどれがプラスになるのかどうかは、「?」ですがw。


登場人物は曲者ばっかりで、善悪の境目が曖昧で、それでいてどこか倫理観があって、エグい描写と下ネタ&ブラックユーモア。
タランティーノ好きには満足の出来なんじゃないでしょうか?
万人受けはせんでしょうがね。