鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「人間ドラマ」の方は、まあ…:映画評「アリータ:バトル・エンジェル」

マンガ「銃夢」をジェームズ・キャメロン製作、ロバート・ロドリゲス監督で映画化。

「これでもか!」ってくらいのCGの嵐ですw。

 

f:id:aso4045:20190804101310j:image

アリータ:バトル・エンジェル

 

キャメロンが作りたいと思ってたのは「モーターボール」(架空のスポーツ)の様ですが、確かにこれは迫力満点。

他のサイボーグたちとのバトルも、あれやこれやのアイディア満載で楽しめます。

 

一方、「人間ドラマ」の方は「…」。

クリストフ・ヴァルツ演じる「イド」との擬似親子愛、そこに絡むイドの元妻(ジェニファー・コネリー)

アリータと、ジャンク屋ヒューゴとの初恋

…あたりが人間ドラマの軸となるんですが、「取り合えず、話を進めるには、こういう設定もないとね」みたいな感じでした(僕の受け取り方ですが)。

ジェニファー・コネリーの登場は懐かしくも嬉しかったんですが、彼女の<心変わり>は「?」。

 

でもとにかくCG満載のバトルシーンがワクワクしますんで、個人的にはそれでOK。

(どう考えても「人の命軽すぎ」だけど、そういう時代設定だし、どこまで行ったら死んでるのか、よ〜わからんし…)

トランスフォーマーとか、「CGすごいけど、どこがどうなってんの?」みたいなところもありましたがw、そこら辺の見せ方はずっと洗練されていると思います。(その分、マンガ的でもあるけど、マンガやからw)

 

興行成績は微妙なところで、続編も微妙な感じらしいですね。

ノンクレジットの「エドワード・ノートン」の活躍は観れないままってのはチョット残念だけど、「是が非でも続編を!」って感じでもないかなぁ。

あったら観るけど。

f:id:aso4045:20190804153651j:image