鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

トラボルタの顔芸を楽しむ:映画評「リベンジ・リスト」

平凡な市民かと思ってたら、実は「殺人マシーン」だった…


いわゆる「なーめてーたー」(by宇多丸)パターンの映画。
「殺人マシーン」を演じるのは、ジョン・トラボルタ


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「リベンジ・リスト」


ま、「パターン映画」ですからね。ストーリーとか辻褄とかをどうのこうの言っても仕方がありませんw。
なめてた相手にガッツリ圧倒的な強さを見せつける。
それでスッキリすれば良いんです。


本作の特徴は、トラボルタ一人じゃなくて、「相棒」がいることかな。
この相棒もなかなかの「なーめてーたー」で、二人のユーモラスな掛け合いが、本作をほかの「なーめてーたー」映画とちょっと違う感じにしてます。
もっともそこが作品としての「統一感」を損なってる面もあって、パターンを踏んだ「黒幕」との対決シーンが、ちょっと「?」な感じになっちゃってる原因にもなってるんですけどね。


ま、言いたいことがないわけじゃないですけど、バディ感も楽しめるし、「なーめてーたー」のスッキリ感もある。
デカいトラボルタの顔芸を楽しみつつ、1時間半の時間を過ごすには十分の映画なのではないか、と。
「シリーズ化」されるような出来じゃあないとは思いますが。(あったら見るけど)