鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「料理のマネジメント」

・料理のマネジメント キッチンを制する者がビジネスを制す!
著者:酒井穣
出版:阪急コミュニケーションズ(Kindle版)



僕が料理するのは休日の朝食くらい。
「料理」って言っても、ほとんど「切って並べる」だけだけどねぇw。
ただ「それだけ」でも結構楽しいし、考えて工夫してみたりもしている。
毎日の料理を用意している妻からすれば、
「なーに言ってんだか」
って感じかもしれねいけどw、僕にとってはいい気分転換になってるってのがあるんだよね。



ま、そんなところがあるので、電子書籍化された本書を見かけて、つい購入。
割と楽しんで読ませていただいている作者の作品と言うこともあって。



正直言うと、僕には「早かった」かもw。
いや、別に本書が目指しているレベルがそんなに高いってわけじゃないんだよ。
Facebookなんかで見る知人の料理なんかを考えたら、紹介されている料理の水準を超えてる人は少なくない。そう言う人にとっては、一歩下がって、本書が主張している「考え方」は結構役に立つかもしれない。



<1 プロ顔負けじゃなく、顧客(家族やお客様)に喜んでもらうことを目指す
2 測定にこだわり、再現性(何度でも同じ味が出せること)に執着する
3 調理経験の浅さを、味覚や料理に関する知識と戦略でカバーする>



当たり前のこと。
でも忘れがちなことでもある。
このスタンスを基本に忘れないって言うのは、サラリーマンの料理の基本だって言うのは間違いないと思う。



じゃあ、何が僕にとって「早い」のか?
「ダイエット中」だからだよ!!w



本書を読んで、
「ちょっと料理に力入れてみるかなぁ」
と思ったんだけど、考えてみたら本書で紹介されてる「カレー」も「餃子」も、今のダイエットスタイルでは「厳禁」。
「バーニャカウダ」はバッチリなんだけど、これは子供たちがダメだろう・・・。
他の料理にチャレンジってのも確かにあるけど、「ダイエット」のことを考えると、いろいろ制約がありすぎて・・・。
うーん、やっぱもうちょっと体重落としてからじゃないと、料理に手を出すのは楽しめないよなぁ。(自分が食べずに、家族にだけ食べてもらう・・・ってのはツマラナイ。そこまで大人になりきれませんw)
本書を活かすのは、もう少し経ってからかな、と。
そういう日が来るように、ダイエット頑張ります。



ちなみに本書では「レシピ」ではなく、「アクティビティー図」で料理の手順が紹介されている。
これは素晴らしい。
これでもっといろいろな料理を紹介してくれないかなぁ・・・と言うのが、作者への希望です。
どんなもんでしょう?