鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

さらに魅力的なキャラが登場!しかし僕の記憶力には懸念が…:読書録「ブラックサマーの殺人」

・ブラックサマーの殺人

著者:M・W・クレイヴン 訳:東野さやか

出版:ハヤカワミステリ文庫(Kindle版)

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無茶苦茶面白かった〜!

…なんですが、一年前に読んだ前作のストーリーをすっかり忘れてましてw。

いや、キャラが良かったってのは記憶にあったんですよ。

 


主人公のポー

相棒にしてITの天才ブラッドショー

ポーの元部下にして現上司フリン

 


このコンビネーションが魅力的だった前作。

その魅力は維持しつつ、本作では新たに「天才解剖医ドイル」が加わり、さらにコンビネーションの魅力を高めてくれます。

ポー以外が女性ばっかりってのは「なんだかなぁ」ってのもありますがw。(今んとこ恋愛要素はありませんけど)

 


ただまあ、そっちが記憶に残りすぎて、ストーリーの方がスト〜ンと抜けちゃったのが前作なんですよねぇ。

断片的に思い出してみると、かなり凝った、それはそれで面白い展開だったんですが。

サイコパス天才シェフとの対決となる本作のストーリー(娘の殺害容疑で逮捕したにも関わらず、6年後にその娘が現れたことで、冤罪容疑でポーが窮地に立ちます)も無茶苦茶面白いんですが、来年になったら、こっちもスコ〜ンとなっちゃうかも…w。

 


まあ、でも楽しみなシリーズなのは間違いありません。

もう4作まで発表されてるようですから、翻訳のペースを是非とも上げていただきたいところ。

ストーリーを忘れちゃうくらい楽しませくれるチームプレイも、引き続き宜しくお願いします。

 


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