・ブラックサマーの殺人
著者:M・W・クレイヴン 訳:東野さやか
出版:ハヤカワミステリ文庫(Kindle版)
無茶苦茶面白かった〜!
…なんですが、一年前に読んだ前作のストーリーをすっかり忘れてましてw。
いや、キャラが良かったってのは記憶にあったんですよ。
主人公のポー
相棒にしてITの天才ブラッドショー
ポーの元部下にして現上司フリン
このコンビネーションが魅力的だった前作。
その魅力は維持しつつ、本作では新たに「天才解剖医ドイル」が加わり、さらにコンビネーションの魅力を高めてくれます。
ポー以外が女性ばっかりってのは「なんだかなぁ」ってのもありますがw。(今んとこ恋愛要素はありませんけど)
ただまあ、そっちが記憶に残りすぎて、ストーリーの方がスト〜ンと抜けちゃったのが前作なんですよねぇ。
断片的に思い出してみると、かなり凝った、それはそれで面白い展開だったんですが。
サイコパス天才シェフとの対決となる本作のストーリー(娘の殺害容疑で逮捕したにも関わらず、6年後にその娘が現れたことで、冤罪容疑でポーが窮地に立ちます)も無茶苦茶面白いんですが、来年になったら、こっちもスコ〜ンとなっちゃうかも…w。
まあ、でも楽しみなシリーズなのは間違いありません。
もう4作まで発表されてるようですから、翻訳のペースを是非とも上げていただきたいところ。
ストーリーを忘れちゃうくらい楽しませくれるチームプレイも、引き続き宜しくお願いします。
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