本屋に行ったら、店頭で映画の予告編を流してて、ちょっと見てたら面白そうなんで、つい…。
またマーケティングにやられちゃいましたw。
作者自身が「加賀」シリーズの最高傑作と認めてるんだけど、僕が読んだことがあるのは前作の「新参者」だけ。
しかも個人的には本作より新参者」の方が上じゃないかとも思ったりするんだけどw。
まあでも相変わらず「上手い」のは間違いないね。
不幸に見舞われる若いカップルの描写や、被害者親子の想いとか…。
確かにグッときた。
まあテーマが「父と息子」ですから。
コレはツボにハマりますわw。
まあ敢えて言えば被害者と会社の関係のところはスッキリさせて欲しかったかな。
そう言う理不尽も分かるし、「それでも…」ってところがテーマを深めるってのはあるんだけどね。
でもエンタメとしては、ここは最後のところで手当しても良かったと思うんだけどなー。
映画はどうしてんのかしらん?
まあ文庫でもいいと思うけど、単行本でも後悔はしない…って出来。
一気に読めるとは思うよ。
「傑作」とは思わないけどねぇ。