ゲイリー・オールドマン主演のAppleTVオリジナル・ドラマシリーズのシーズン3。
ゲイシー・オールドマンはこの作品での俳優引退を口にしてますが、ドラマシリーズですからねw。
評判が良ければどこまでも続くし、実際本作もすでにシーズン4の制作が始まっているようです。
イスタンブールで機密文書を流出させようとしていた女性が暗殺される。彼女の恋人であったスパイが、その復讐のためにMI5から文書を奪い取ろうと、スロー・ハウスの秘書スタンディッシュを誘拐する。
スタンディッシュ奪還のため、ジャクソン・ラム（ゲイリー・オールドマン）はじめスロー・ハウスの面々は誘拐者の跡を追う。
その誘拐劇の裏には、MI5長官ティアニーと副長官タヴァナー（クリスティン・スコット・トーマス）の権力争いが絡んでおり、やがて機密保管庫を舞台にした壮絶な銃撃戦が幕を開ける…
このシリーズ、MI5内部の権力闘争や政治との関わり、そこに蔓延る官僚主義等、割と地味め・渋めのテーマを扱いつつ、結構派手なドンパチもやってくれるとところがあって、見てて飽きません。（キャラ紹介の側面もあったシーズン1の前半は割とスロー展開でしたが）
今回も機密文書保管庫での銃撃戦はかなり派手な展開。
…なんですが、一番緊迫感があるのは、実はティアニーvsタヴァナーの女性同士のトップ争いのシーンだったりしてw。
外見ボロボロだけど中身はキレッキレのラムは相変わらず冴えてますが、今回は女性2人の真剣勝負に一歩譲った感じかな？
遂にスタンディッシュに過去（彼女が尊敬する元上司が未重スパイであったこと）を暴露し、さてこれからどうする…ってところでシーズン3は幕を閉じます。
機密文書の扱いのあたり、もうちょっとビターなオチになるかなと思ってたんですが、ここはカートライトくんが踏ん張った感じ。
このお祖父さんとの関係もどうなるか…って退きでもありました。
尻上がりに好調になってるんで、シーズン4にも期待です。
ゲイリー・オールドマンにもまだまだ頑張って欲しいですしねw。
#ドラマ感想文
#窓際のスパイ
#Appletv
