ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン共演のアクションスリラー映画。
興行成績はパッとしなかったようです。
ハンターキラー 潜行せよ
「面白くない」訳じゃないんですけどね。
潜水艦・潜入部隊・ペンタゴンの3面で進行するドラマは、それなりにドラマチックではあります。
(ロシアのクーデターを米軍が阻止する…って話ですからねw)
ただまあ、「それなり」なんですよねぇ。
僕はちょっと「閉所恐怖症」の傾向があって、潜水艦ものは苦手だったりもするんですが(「Uボート」とか)、本作については全く平気でしたw。
それっぽいシーンはあるものの(いざとなったら飛ばしちゃおうと思ってたw)、切迫するような緊張感はなく、「ああ、こんな感じだよね〜」って、記号的な描き方がされてるだけって感じが…。
まあ、そんなのやってたら、3、4時間やってても足りない、そう言うのがお好きなら「Uボート」をどうぞ…ってことなのかもしれませんがねw。
ゲイリー・オールドマンもなぁ。
なんかキャンキャンわめいてるだけって印象。
実はこいつが裏で糸を引いてて…ってな展開になるんじゃないかと密かに「期待」してたんですが(なんせゲイリー・オールドマンだからw)、危機が終われば、「Good Job!」ってな感じw。
いや、だったらゲイリー・オールドマンにやらせんでもエエやん。
ラストの展開はちょっとひねりが効いてて面白いんですが、「ジェラルド・バトラー」に観客が求めてるのはコレじゃないでしょう。
いっそトマホークを裸で止めてみせるくらいのことは…w。
全体としては悪くない。
なんだけど、ちょっとずつ期待を下回ってて、トータルでは「う〜ん…」って映画でした。
PS 本作は北欧版「ミレニアム」シリーズのミカエルくん<ミカエル・ニクヴィスト>の遺作でもあります。
なかなかの存在感でした。
合掌。